春はほのぼの。やうやう明るくなりつつある部屋の中では鼻づまり激し。そのせいでうしみつどきも過ぎる頃目覚めぬ。冬は早起き。春も早起き。昼間うつらうつら。いずれが現(うつつ)か夢なのか。
と、春の日々はかように過ごしてはいるのですが、今朝はまだ暗いうちから天気が大荒れのようです。どこかの猫の悲愴な叫びを軒下に聞いて、早く目がさめてしまいました。今朝の外の模様を黒田節の二番をパロディーして
夜半の嵐か台風か
雷 大風 雨の音
いびきを止めて聞くほどに
雨戸を叩く松の枝
キヌサヤは寒さのせいでのびられず
きのうは、昼過ぎから雨になりました。それでまた昼寝。少しは体力が回復できたと思います。
スナップも寒さのせいか伸びられず
写真を撮った(スナップ)ので、「あっ、そうだ。」と思い出して生長してくれるでしょうか。あるいは指パッチン?(スナップ)
桜咲くと言うのについてる枯れ葉かな
若木の葉っぱはいつまでもついています。「もういいかげんにしなさい。」 と言ってやりたいです
飽きもせずよく読むものぞ雨の午後
雨の午後楽しんでしまったかまいたち
一日一茶
象潟や桜を浴びてなく蛙(かはず)
黒田節の二番です
峰の嵐か松風か
訪ぬる人の琴の音か
駒ひきとめて聞くほどに
爪音(つまおと)頻き(しるき) 想夫恋(そうふれん)