野菜と童話

2008年04月25日 | Weblog


 コジュケイのけたたましい チョットコイ チョットコイ という声があちこちで聞かれる季節です。そのけたたましさの合間に、ウグイスの声がして、その向こう側では、時々ハトの デデーッポッポ という声が聞こえてきます。スズメも鳴き出しました。春の朝は賑やかです。あ、コケコッコーも聞こえてきました。

                      

 昨日は結局、一日中雨でした。寒くはなありませんでした。病院に書類をもらいに行ってきました。雨の中、駐車場はさぞや混んでいるのだろうと思ったら、すんなり入れて、書類はすぐにもらえたので、料金は無料でした。ラッキー。← 些細なことに幸福感を味わう小者の私でした。まだまだ修行が足りない。

 帰りにブック・オフに寄ったのですが、程度のよい本が105円で買えたので、4冊ほど買って来ました。

 

 高校の頃、よく聞いたバンドです。ザビエル・クガートとザビア・クガートという人です。ルンバですね。本と一緒に買ってしまいましたが、いくら聞いていても終わらない。そしたら、なんと20曲も入っているではありませんか。

 おなじみのレーベルではないし、別な録音のようです。本当はコロンビアに録音したのが欲しいのですが、今は出ていないみたいです。あの、「マイ・ショール」とか「マイアミビーチ・ルンバ」が良いんですよ。

 

 白菜が何とか根付いて育っています。これも、これから青虫とのバトルを覚悟しています。「おいしいものは楽しては食べられないのだ。」の気持ちです。気のせいか、足跡は私のルンバのステップの跡みたいに見えます。

 こどもの頃は、こんな葉っぱなんか食べて何がおいしいんだろう。ご飯は砂糖で、みそ汁がジュースで、おかずはお菓子とかチョコレートなら良いのにと、まるで「お菓子の家」のようなことをよく思ったものでした。甘いものなど、ほとんどたべられませんでしたからね。

 砂糖は、いつも戸棚の一番上にありました。ザラメです。引き出しを半分出して、それをハシゴにして、よじのぼり、スプーンですくって食べると、必ず母に見つかってしまいました。なにせ、やっとの姿勢で、全体重を片方の手で支えているんですから、片方はふるえる手です。必ずこぼしてしまうんですよ。でも、叱られた記憶はないですね。

 

 昔の童話は恐ろしいです。姉弟はお菓子の家のおばあさんを殺しちゃうんですからね。赤ずきんちゃんは狼を殺しちゃうし、桃太郎も鬼を退治しちゃうんですからね。ジャックも鬼の宝物は盗むし豆の木から落としちゃうんですからね。泥棒と殺人犯ですよ。タヌキも泥の舟に載せられて沈んで死んでしまうし、、、、。西洋も日本も残酷極まりない。他の国はどうなんでしょうか。

 童話ではないですが、アラビアの方でも、千夜一夜の話では王様は毎晩女性を召しあげて、殺しちゃうんですからね。やっぱり恐ろしい。

 いろいろありますね。

 「渡る世間は鬼ばかり」も恐ろしい 。 また始まったんですよ。木曜日の夜の9時代は別室に非難です。家族の中で喧嘩ばかりしているのが駄目なんですね。

  一日一茶
   
    春風の女見に出る女かな