寒い季節を迎えようとしています。外は寒くても心の中は温かくしておきたいです。しかし、人間いつもそのようにしておくことは難しいことです。あとは努めてそのように、としか言えません。私など、晴れては喜び曇っては嘆くというレベルの人間ですから。

期待をして植えたキャベツの苗が、このようになってしまったら、温かい心などでいられるものでしょうか。もし平常心でいられるなら、それは二つのうちの一つです。一つ目は悟った人。二つ目はぼんくらのおめでたい人。
私は平常心が一瞬でもぐらりと来たので、そのどちらでもないということに。それで結構。 おのれ憎っくき ヨトウムシめ~~~~っ。

先日、友達からもらってハウスの中に植えたブドウの苗です。苗と言っても、若い苗ではなく埋まっていて見えないのですが、この根っこを見ると結構な年数が経っていると思われる苗です。細かな根っこがあまりありませんでしたので、うまく根付くかどうか心配です。

ヨトウムシの退治は、どうしたら良いか考えています。一つには蛾の幼虫らしいので、どこからか飛来してくる蛾を防ぐのは難しい。防ぐには畑全体に忌避剤を散布するなんてことになりますので、そういうのがあるのかが分からないし、あったとしても気持ち悪くて散布する気にはなれません。
とすると、害をするのは幼虫ですから、幼虫をやっつける手を考えるということになりますか。生石灰をたっぷりと散布するのも、慣れない私には危険ですからやれません。とすると消石灰を多めに使うということになりますが、効果があるでしょうか。
スポット的に多少の効果を得られるのは牛乳と酢を混ぜたものを使って呼び寄せポトンと壷またはビンとか皿に落ちるようにして取るという手でしょうかね。牛乳と酢を混ぜたものは効果があるかどうかということは、誰かから聞いた話で、まだ自分で実験したことではないので分かりません。
一日一茶
昼比(ひるごろ)にもどりてたゝむふとん哉
廃 句
昼頃になるまで客が長居をし
昼頃になって始める野良仕事
昼頃になって出かける呑気者
昼頃になって出かけるとうき町
とうき町 = 遠き(とおき)町 = 陶器町
けふからは季語などきにせぬ一茶かな
蛙の子負けるなここに闊歩亭
昼頃になるまで潜るふとんかな