隣から、渋柿をもらいました。干し柿になどしている暇はないので、どうぞどうぞと取り放題でした。
コンテナに一箱と買い物籠にひとつです。まだあったのですが、次の作業の手間のことを考えてこのくらいにしました。種類はなんというのか分かりません。
夜になってから2時間以上かけて皮をむき、とりあえずこれくらいを竿に吊るしました。暗い中、寒い中を何度くらい脚立を上り下りしたことでしょう。続きは、次の日に持ち越しです。これは夜に下げた分です。大工さんも、隣のおばちゃんも朝になってこれを見て、ドヒャーっとしたようです。特に隣では、きっと皮むき器を持っているんだろうと言う結論に達したとか。
今年は吊るし柿はあきらめていたのですが、なんとラッキーなことか。ちょうど隣のおばちゃんが回覧を回しにきて、お茶を飲んでいるときに陽気がおかしいという話になり、柿に話題が移り、そしてもらえることに。
これくらい必死になって何かをしたというのは久しぶりです。つくづく自分の単純さ加減に気づかされた晩でした。
秋祭りがありました。みなさん、協力して注連縄つくりをしました。これは横綱型の注連縄を作っているところです。注連縄と書いて「しめなわ」と読みます。注連を「しめ」というのは漢字を当てたもの、つまり当て字だと思います。中国に注連(ちゅうれん)というものがあり、その働きが似ているのでこの漢字を当てたものなのかも知れません。そのように書いてあるサイト1 サイト2 がありました。
今は農家があるとは言え、コンバインで収穫時に細かくしてしまいますから藁の確保がむずかしいです。藁の品質も落ちています。わらえない( 笑えない & 藁得ない )状態。
枝豆として食べきれなかった黒豆を、とりあえず枝ごと取ってきて乾かしています。ずいぶんがんばって、毎日まいにち食べたのですが、とうとう食べきれないうちに硬くなりだしてしまいました。苦労豆でした。
もう収穫できるのですが、忙しくてやっていられません。そのうちにと思いつつ、一日ずつ延期になっています。
一日一茶
ちる木の葉渡世念仏通りけり
渡世念仏(とせいねんぶつ):念仏を生活の
手段としている人
廃 句
ちる木の葉われもそのうち散る木の葉
ちる木の葉口先だけは覚悟あり
ちる木の葉念仏唱えてくりゃしゃんせ
ちる木の葉そのうち若葉も出てくりゃろ
ちる木の葉あした天気になあれ
ちる木の葉あした転機になあれ
ちる木の葉行方さだめず風まかせ
三百六十五日の廃句
しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一茶三日で三茶
三茶進んで二茶もどる
じーんせいはワンツーパンチ・・・・
汗かき べそかき 作ろうよ
おまえの作った廃句など
さっぱりわからぬ ことばかり
首をまげて 頭ひねって
ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 作れ ソレ
ワン・ツー ワン・ツー
ワン・ツー ワン・ツー