秋のよい日に

2008年11月26日 | Weblog

 いつでしたか、「大きいことはいいことだ」というキャッチフレーズのコマーシャルがありましたっけ。何のコマーシャルか覚えていません。この言い方をまねると、今日は「あったかいことはいいことだ」と言えるような日でした。日差しは強くまぶしく、空に雲がなく風はなし。こういう日は360日くらいほしいです。無理だー。

    

 今日は、大工さんはいちおう終わったので、奥さんは解放されました。毎日たいへんでした。友達が迎えに来てどこかに出かけていきました。

 

 

 奥さんが撮ってきた写真です。上は日本で二番目に長いつり橋の風景。常陸太田市(ここは元は水府村)というところにあります。

 下の写真は、日本三名瀑のひとつ袋田の滝です。大子町というところにあります。濫觴(らんしょう)を発し 霧の中千丈を落下 滔滔と流る千里の平野 やがて注ぐ怒涛の大海。

   

 裏山は、夏の間は蜂がいて危なくて草刈ができません。それで、もう飛び回ることはなくなったので、いよいよ草刈をはじめました。このようにめちゃくちゃな状態です。草だけでなく、指くらいの太さのいろいろな木が生えていたり、種々の蔓性の植物が這い回っています。これを何とか少しずつ刈り取っていくわけです。

   

 刈ったあとはこのようになります。毎日できるとは限りませんので、いつ終わるかわかりません。細い木に顔をたたかれたり、つまづいてつんのめったり、蔦に足をとられたりしながら刈り進めていきます。きれいにするのは一苦労二苦労。歌舞伎の俳優は勘九郎。九郎は判官義経。投げるは砲丸。撃つは大砲。巨人大鵬卵焼き。私の頭はめちゃりんこ。

   

         

 白菜は元気です。虫の被害などものともせず育っています。もっとも、ずいぶん虫取りはやりましたけどね。何せ虫に好かれる作物なものですからね。人にも好かれますね。とすると、虫も人も同じかぁ。どこか変な理屈。

 どちらも地球の上にいて、植物でも鉱物でもなくて、動くことができて、こちらは二本足、あちらは足の数が変化する。いちいち挙げていったら切がない。きりがなければ見通しいい。見通し悪いは経済不況。見通しいいのは諸葛孔明。公明正大ごまかしなし。ゴマのお菓子はおせんべい。・・・。あ~、切がない。  とにかく白菜です。はくさい(白才)まで生きたい。    

  一日一茶

   人のためしぐれておはす仏哉
      しぐれる:涙を催す。泣いて涙がこぼれる。

  廃 句

   人のため世のため生きよそのはずが
   人のため世のため生きてきたけれど
   人のため公言するのは苦手なり