しいたけとネギ

2008年11月17日 | Weblog


 今日は父の命日です。大工さんは用事があって休みだとか。妹夫婦が来てくれました。いつものように楽しい会話。昨夜の雨で、シイタケが出ていたので、お土産にもっていってもらいました。タイミングが良かったです。

   

 こんなに大きくなっているものもありました。比べる物がないので、失礼ですがサンダルで比較していただきます。

 これは、長さが5mくらいあって直径が20cm~25cmくらいあるクヌギのホダ木に出たのですが、運んで燃やすのに30cmくらいの長さにちょん切るのが面倒になって、シイタケ菌を試しに打ち込んでおいたものです。

   

 種類は分かりませんが、普通のネギです。夏の間に世話した甲斐があって、こんなに太くなりました。これくらいになると、下仁田ネギとあまり差がないくらいです。これ、ちょっとした私の自慢です。あまりの太さにホースも とぐろ を巻いてしまいました。←調子に乗りすぎだねぎ。

 しいたけとネギが揃いました。無いのは鴨の肉だけなんですが、いつ届くのでしょうか。

  待てど暮らせど来ぬ鴨を宵待草のやるせなさ~~~

                  

 このシイタケ菌を植え付ける木をホダ木と言いますが、このホダというのは何かなと疑問に思っていました。最近、辞書を引いているとこういう語にぶつかりました。

  ほた(ホダとも) 【榾】
   ①いろりにくべたり、焚き火などにしたりする木の切れ端。
    ほたぐい。
   (②は省略)      広辞苑より

 たぶん、これかなと思うのですがどうでしょうか。

    奥さんが作ってくれたぼた餅は
             ほかにご馳走無しと知るべし

  

   秋の夜の月の光を見るごとに
               心もしのに古へ思ほゆ    良寛

           しのに = しみじみした気分になって

   山鳥のほろほろと鳴く声聞けば
         父かとぞ思い母かとぞ思う  行基

   ちゝはゝのしきりにこひし雉の声     芭蕉