そばのおかわり

2008年11月03日 | Weblog


 曇天でした。うすら寒かったです。連休中はどこに行っても車ばかり人ばかりのような感じでした。連休は、ふだん働きずくめの人のための休日です。普段から日曜日ばかり更新している人は遠慮した方が良いです。

 でも、あちこちでイベントが行われると家の中にじっとばかりはしていられない。イベントに おべんと 持ってさあ出かけよう。と、ムズムズと出かけたい気持ちが頭を持ち上げます。それは気力の元があるからです。それを元気と言います。もとがねは元金(がんきん)。現にそこにある金を現金。それを見てくるくる態度や主義主張を変えるのを現金と言います。年寄りが騒いでいるのは年金。童話のよい子は赤頭巾。支払い先ずは頭金。解禁、皆勤、反則金。砂金に雑菌、もう止めよう。


 

 風呂とキッチンを改装中で、風呂にはいれません。浴槽も据え付けられてたし、室内は全部工事が終わったのですが、肝心のお湯がでません。お湯の出ないお風呂なんて、ご飯のない茶碗、エンジンのない車、絵のない美術館、篤姫の出ない「篤姫」みたいなものです。

 自宅の風呂にはいれないから気分は風浪です。風呂に発音が似ています。風呂の浮浪者で風呂者です。


 

 風呂屋創立10周年記念イベントの期間なのだそうで、籤を引けと言いますので、引いたところタマネギ5kgが当たりました。時刻は9時に近かった。これを風呂に入れて、タマネギ風呂にせよと言うのでしょうか。眼がツンツンして開けていられなかったりして。そして、自分がいつの間にかスープの具に・・・。ンなこたぁねぇ。


 

 昨日、栃木県の益子(ましこ)という陶器の町に友達と行ってそばを食べました。蕎麦屋なのに、こんな建物です。おかしい。以前はケーキか、あるいはフランス料理でも食べる所だったのかも知れません。

 小高い丘の上にあります。三色そばを食べましたが、あまりにもおいしかったので、次はせいろにしてお代わりをしてしまいました。建物のアンバランスがそばをおいしくさせているのか。あり得ない。


 

 そして、今日は同じ所に奥さんを連れて行きました。今日は鴨南そばです。うまかった。明日は天ぷらそばにしようかな、なんちゃって。

 こんな座敷もあるんです。床の間だってありましたよ。掛け軸もありました。超太いソバをボタッと置いたような字が書いてありました。食ってみようかしら。

 益子は陶器まつりをやっています。そういうのには近づきません。混雑しているだけですから。どうせ私など買えるものは雑記類で安物ばかりですからね。そんなものを取り上げてじっくりと眺めたって価値なんかありゃしない。うちのミーちゃんの顔の方が複雑で面白いです。あまり近づかない方が良いです。

 帰り道には茨城県にも陶器の町・笠間(かさま)というところがあるのですが、そこを通過しなければなりません。そこでもやってるんですよ。おまけにそこは国民文化祭の一会場でもあります。困りました。こういう場合の私は国民ではなく、酷民であり苦情を申し立てる告民でもあります。

 

          りんどう峠

     りんりんりんどうの 花咲くころさ
     姉サは馬コで お嫁に行った
     りんりんりんどうは 濃むらさき
     姉サの小袖も 濃むらさき
     濃むらさき
     ハイノハイノハイ


 一日一茶

   たのもしやつんつるんてんの初袷(はつあわせ)

 廃 句

   たのもしやネズミくわえた我がミーちゃん

   たのもしや宇宙を眺む蛙かな 

   たのもしや金を吐き出すATM

   たのもしやそばのお代わりまだ足りぬ

   たのもしや金は無くても口達者

   たのもしや食べることなら人一倍

   たのもしや風呂はなくてもタマネギ有り

   たのもしやサンヨー引き受けパナソニック