クヌギとクサヌキ

2011年05月09日 | Weblog


 いわゆる、五月晴れです。明日から金曜日まで四日間雨になるのだそうです。 畑仕事が休めます。その代り草が伸びます。そして雨があがったあとはバトルです。

 

 プランターに植えてあるクヌギの苗も若葉です。もう少し育てて、刈り払い機に刈り取られないくらい大きくしてから山に移植しようと思っています。それでも刈り取ってしまうかも知れませんから、杭でも打って分かりやすいようにしなければなりません。もっとも、クヌギも場合は冬ならば刈り取っても、また生えて来ますけどね。でも、目印をつけておかないと、毎年刈り取ることになってしまいます。

 大工さんの使うのはクギヌキで、戸締まりにはカンヌキ。スマップはクサナギ。夕方はユウナギ。私の好きなウナギ。そして私を苦しめる仕事はクサヌキ。なんちゃって。今日はちょい変ですね。いつもじゃねえかなんて言われそう。

 

 こっちは、ビオトープの脇の大きなクヌギです。

 

 苗に袋をかぶせました。毎年、竹を切って用意しなければなりませんが、今年は竹林が無くなったので、薮から太めの篠を取ってきて支えにしました。篠の方が土に刺さり易いです。

 ろうそくを灯したらまるで行燈。

   しのぶれど色に出でにけりわが恋(こひ)は
                   ものや思ふと人の問ふまで    平兼盛

 全く関係ないですが、篠で思い出した和歌です。どうしてそんなの関係ないじゃないか。和歌りません。なんて言われそう。そうなんです。これは単なる脱線なのです。

 

 七重八重 ・・・・・ いや、もうやーめた。 で、ちょいピンボケの山吹 

 

 これは植物園のではなくて、わが家のです。


    川しまやつばな乱れて日は斜    闌更

           つばな = 茅(ちがや)の白い花穂

      廃 句

       春風はつばなの群れをなでて行き
       夕焼けにつばなほんのりあかく見え
       茅の穂踏みふみ先に青き海      
       苦労して取りしすぐあと草が生え   
       雨降れば草は小躍りがっくりこ