まだ5月だというのに、二つ誕生した台風が二つとも来るなんて。災害の上にまた災いを及ぼそうとしている天は何を考えているのか、さっぱり分かりません。
そもそも、その年の初めの頃の台風は普通はわが国には来ませんね。もっとも、今年も一号は熱帯性低気圧に変わってからこちらに来たわけですが、気象予報士によると、低気圧とは言え侮れないと言いました。どうして侮れないのかその理由は言いませんでしたが、たぶん風も少々強いとか、大雨をもたらす危険性は大いにあるということかなと推測しました。
涸沼(ひぬま)から海に流れ出る川、涸沼川は先ほどの大地震で堤防がぐずぐずになってしまいました。此処に来て台風の強い雨が降ると、崩れる心配があるそうです。この川は満潮時には海から水が逆流してくる、いわゆる汽水湖と言われる湖への川なので、大雨で海に出ようとする水と海から押し返してくる水が押し合いになると、水位がかなり上がる。上がると弱った堤防に負担がかかるということになります。
堤防の下には干拓した田が一面に広がっています。かなりの面積ですから、これが塩害を蒙るとかなりの米の減産になります。「 おい、源さん、大丈夫かね 」 なんてしゃれている場合じゃありません。
このせんべいはごっつくて大きくて、見るからにまずそう。しかし、勇気を出して食べて見たら、止められないとまらないでした。ごまの香りと、甘さ辛さの具合がちょうど私の舌に合っていました。
先日、大学の前の画廊で開かれたフルート・リサイタルのコンサートに行ってきました。ワン・コイン・コンサートと言いまして、入場料がたったの500円。ワイン・コイン・コンサートと読み間違えちゃった。酔っぱらっちゃったらフルートどころではない。オリーブを追いかけてはポパイにいつもやっつけられる野獣性を持ったブルート・コンサートになりかねませんからね。もっとも、ワインの代わりでもないでしょうが、休憩時間にコーヒーとケーキがでましたけど。
それはそれとして、いやはやCDやテレビなどで聞く音楽と目の前、手を伸ばせば届きそうなところで演奏する曲を聞くというのは、根本的な違いがあるのをまたまた実感。ほんとにうまい。上手。お見事。すごい。などなど絶賛の言葉の限りをつくしたい感じの演奏でした。
庭師さんがなかなか来てくれない。松の新芽はぞっくり勝手気ままに伸び放題。みっともないので、しかたがないから自分で新芽だけ摘みました。枝は剪定しないので、大きく形が崩れることはありません。
しかし、数本残しました。ここを積まなければ枝が伸びる。伸びればもちょっと形が良くなるかもしれない。伸ばした末に形がおかしければ、その時点できれば良いさ、ということで切り取らないでおきました。もちろん上を向いている新芽は下向きに矯正するつもりです。
先日も出しましたが、この花は100%花が開きました。すごい数です。輝くような赤なのでとてもきれいです。今年初めてこんなに花を咲かせてくれました。
たっぷりと真水を抱きてしづもれる
昏(くら)き器を近江(あふみ)と言えり 河野裕子
たっぷりと真水を抱きてやってくる
台風くるな絶対来るな