姿なき魔物

2011年05月14日 | Weblog


 天下が乱れるときは、天下を治めている者がコロコロとめまぐるしく変わる時です。あるいは、乱れている時にも変わります。そして、天下人を声高に悪く言うことが多くなるときです。

 昔ならヘッドがころころと変わってなどいたなら、たちまち敵国に蹂躙されてしまいますわい。そして、昔も今もいちばん困るのはその国に住む人たちだ。


 

 水辺がとても良く思う季節になりました。
 
  

 高い山から新緑の野を見下ろすのも楽しい時期です。

 

 畑では野菜の苗がどんどん育っています。

 今日は、とてもいい日でした。そして、うとうとと眠くなる日でもありました。これで、北の心配さえなければ・・・。

 


   大きなる足が地面(じべた)を踏みつけてゆく
                      力あるるる人間の足が    北原白秋


      胸の中大きな黒き影があり
                  放射線と言う姿なき魔物よ

      その魔物とらえてやっつける技は無し
                  ただひたすらにおびえて暮らすのみ

      北風が吹けば吹かなきゃと思い
                  西風が吹けばみんなが喜ぶと思ふ