しゃくなげ

2011年05月17日 | Weblog


 暑いかなと思うと、雷雨がきて風が変わり急に涼しくなります。油断できないなあ。

 もっとも、世の中油断できないことは数限りなくあると思えばあります。が、そんなに気を張りめぐらしていたら、命が短くなってしまいそうです。適当な所で気をゆるめて、そのせいで風邪などひいて 「 あちゃー、失敗 」 なんて・・・。まあ、そうのが人生なんでしょうね。

  

 白菜はこれくらいになりました。もんしろちょうが飛んでいますので、油断できません。もんしろちょうは試しに虫取り網で捕獲してみたのですが、あとからあとからやってくるんですね。

 彼らは放浪者です。見ていると、時間をかけてけっこう遠いところから飛んできます。そしてまた、遠いところに飛んで行くんですね。楊枝でもプッと飛ばして、ぷつんと蝶に命中なんて。あ、それは 木枯らしのもんしろちょう だったっけ。なんちゃって。

 

 昨日は、とあるところで編集の仕事をしていたので、数百歩しか歩きませんでした。まあ、そういう日もあるだろうとは思っていましたが、やっぱり数百歩では気になります。

 それで、今日は少し場所を変えて歩いてきました。どうせならと、みごとな石楠花を数多く見ながらあるきました。

 

 たくさん石楠花を植えてある寺があると言うので行ってきました。運よく、ちょうどまっ盛りでした。と言っても、種類によってはこれからというものもあります。     
 

 この写真では遠いところは花を出しきれませんが、針葉樹の木立のこちら側はずっと石楠花です。右手も左とおなじように斜面になっていてぎっしりと石楠花が植えてありました。
 

 大きなだるまさんが石楠花畑をみおろしていました。「 こっ、こっ、これはすごいゾ 」 なんて思っているか、それともこんな色のついたものは修行のさまたげじゃ、と思っているやら。

 しかし、我らと違って達磨さんともなれば、物も美醜には惑わされることなく、こころ穏やかに座っていることができるんでしょうね。

 

 それだけでは歩き足りないので、石楠花の寺の近くの公園をあるいてきました。起伏のあるところをすすんで歩くようにしました。 

 

 広場から山道にはいると、こんな芸術作品がところどころに置いてあります。石畳の小道も凝っています。陶器の舗装です。

 


   短夜の友誼これより乾杯に     雨宮更聞

       友誼 : ゆうぎ  = 友人としての情愛。友達のよしみ。友情。