菜の花

2008年04月15日 | Weblog

 今日は腫れそうです。間違い。晴れそうです。(まだ、頭の中は半分くらい眠っていますからね。)明るくなった空を見ますと、そういう気配がします。

 毎日、夜が明け日が沈みます。当たり前のことですが、その毎日はそれぞれ違いますね。気分も違うし体の調子も違います。知り合いにも転勤やら、病気になったり快復したり、さまざまなことがあり少しずつ毎日が違います。世の中生きとし生けるもの、誰も一日年を取ることは確かです。

 

 ナタネの花があちこちに咲いています。ひとりでに種がこぼれて出たものです。来る人くるひと皆「きれいですね。」と言います。

 そこまでは良いのですが、次ぎに「何にするんですか。」「種をとるのですか。」「取ってどうするのですか。」と聞かれるので、もう困ってしまってどうしよう。めんどうくさい。「何にもしないんです。」と看板を立てて黙ってそれを指さしましょうか。あるいは録音した物を聞いてもらうとか。

 菜の花が沢山咲いていても、別に意味はないのです。最初は、風食を防ぐ意味で作っていました。この頃は、それも面倒になりました。


 

 小麦はこれくらいになっています。これもいろいろと聞かれます。ここにも看板を立てるようです。掲示板にして、自由に書き込みをしてもらいやしょうか。これも風食防止のためでした。

 でも、こうやって種を蒔くと育ってくれるんですよね。ありがたいことです。ほかの、キャベツだってニラだって、ラッキョウだってそれなりに育ってくれています。でないと困りますけど。
 

 

 毎日まいにち、、、、と言い始めるとすぐに私の頭では「おげたいやきくん」の歌が始まってしまうのですが、今日はやめます。それで、毎日まいにちそうやって暮らしているうちに六十年以上も経ってしまいました。

 私が生まれたのは太平洋戦争の最中だったとか。飢えにも物不足にもなんとか耐えて親が育ててくれました。たいへんな肺炎にかかったこともあるとか。私も運がよかった。

 これからも、できるだけ運に見放されないように生きて行ければと思います。ときどきは、そういうことも考えなければね。手術後の身なのでちょっと弱気。

 一日一茶

   春風や牛にひかれて善光寺

 ニャンパルさんの4月13日にでてくる句にヒントをもらい駄句をつくってみました。

   人肌のぬくもり欲しい花の雨

   人肌のぬくもり欲しい菜種梅雨

 

演奏会

2008年04月14日 | Weblog


 一日中、はっきりしない天気でした。降りそうで降らない、かといって降らないかというと少しパラパラくらいはする。「はっきりしてくれーっ。」と言いたいような一日でした。

 今日は雨から晴になるという予報です。やっぱり肌寒い日になるような感じです。晴れれば少しは暖かくなるかなという素人の希望も入った予想をしています。

 昨日は、午後に演奏会があるので出かけました。茨城交響楽団というアマチュアのクラシック・オーケストラの演奏会が水戸芸術館という所でありました。高校の時の同級生がこのオーケストラの団長をしています。

         

 指揮者は 堀 俊輔 という人なのですが、またの名をヘルベルト・フォン・ホリヤンと言うのだそうですから洒落ている。しかし顔も雰囲気も、あの帝王カラヤンとは1、000kmくらい離れていましたね。

 ロッシーニとブリテンの音楽に題材を求めた音楽を中心にした演奏だったのですが、ほとんどの曲は聞いたことのないものでした。もっとも、私は管弦楽曲は特によく分かりません。

 曲は全部おもしろかったです。スウィングしてしまいました。誰にも気づかれなかったと思いますけど。それから、曲つくりはさすがに上手だなぁと素人の私でも感じることができました。

 スウィングと言えば、本当かどうか分かりませんが、ラヴェルのボレロという曲が初めて演奏されたときに、皆さんが乗ってしまって、ある人が知らないうちに前の席に座っている人の頭をリズムに乗って叩いていたとか。無さそうでありそうな、でも無さそうな話です。あの、延々と最初から最後まで続く チャッチャカチャ チャカチャカチャカチャ ・・・ というリズムははまりますからね。


 

 水戸芸術館のホールの二階にあるパイプオルガンです。まだこの音は聞いたことがありません。この左に演奏会場があり、一階の右にはシェークスピアのグローブ座に似せて作った劇場があります。そのほかには美術の展示場もあります。


 

 演奏会場です。700人くらい入れるのだそうです。室内楽団を考えて作ったように見えます。水戸室内楽団が専属です。加藤知子さんとか潮田さんなどが楽員にいます。今年は小沢征爾が来て振るのだそうです。彼もここの何かになっているとか。

 私はそういうのには行きません。チケットは買いにくいし、いかにも「俺は通だ。」と顔に書いてあるような人ばかり聞きに来るので苦手です。今までに、何度かそういう場面に遭遇してしまいました。そういうのは大嫌いなんです。心臓に悪いです。


 

 うっかりして、取り忘れてしまいました。長さ5mくらい長いホダ木に出ていました。太くて重くて運べなかったので、倒したままの所で菌を植えたものです。惜しかった。


 プログラム

   ロッシーニ   ブリテン
     マチネ・ミュージカル 作品24  第1曲~第5曲
   ロッシーニ - レスピーギ
     ロッシニアーナ 作品148    第1曲~第4曲
   ブリテン
     シンプル・シンフォニー 作品4  第1楽章~第4楽章
   ロッシーニ - ブリテン
     ソワレ・ミュージカル 作品9   第1曲~第5曲

 
 


栃木市再訪

2008年04月13日 | Weblog


 目が覚めたら、また雨です。小雨のようで、これからどれくらい降るのか、やんでしまうのか分かりません。空を見あげると冬空のような感じです。どんよりと、鈍い朝です。

 このブログの管理編集画面にすると、昨日のアクセス数が見られるようになりますが、何かすごい数字が出ているので、朝一番に驚きました。訪問してくださった方が153人いて、それはありがたいことと思っていますが、驚いたのは全体のアクセス回数なんです。普通は平均すると同じ方が2回~3回弱くらいという数字になるのですが、昨日だけはなんと1925という数字になっています。一人割りにすると12.58回です。ドヒャーっ。おおおおありがとうございます~~~。

                      

 と、曇天と驚き桃の木山椒の木で始まった今日。さて、どんな日になりますことやら。毎日に同じという公算が強そうですが、、、、。それで良しですね。今日も一日平和に暮らしたいです。

 なんか、もう結びの言葉のようになってしまった今日のブログ、、、、。


 

 友達からどこかに行こうと電話がかかってきましたので、栃木市に行って来ました。ここは古い建物が多く残っている町です。蔵は鼻術館ではなくて、美術館になっていました。

 この蔵はお助け蔵と言われているのだそうです。大火のあと、困っている人に仕事をしてもらうために、お金持ちが作ったのだとか。よその地域でも、そういうことがあります。一般にはお助け普請と言われているようです。

 棟方志功展をやっていました。蔵の中で見る棟方志功は雰囲気がとても良く合っていました。

 

 巴波川(うずまがわ)沿いの風景。麻の問屋だそうです。建物の左半分は、昔はこの地域の銀行をやっていたとか。

 山本有三ふるさと記念館。山本有三は小説家で、「真実一路」とか「路傍の石」を書きました。隣の床屋さんは、屋号がなんと「銀巴里」。
http://blog.goo.ne.jp/4aow326ddy/e/d65593b5b721cb3081638321b73e8daa


 

 キーボードの上の名刺は、お昼を食べた蕎麦屋でもらってきました。あまりにもおいしかったもり蕎麦。それに蕎麦の豆腐。もりは量がありました。「どうして?」と聞いたら、近くに勤めているサラリーマンの人たちが「夕方には腹が減ってしかたがない。」と言うので多くしたとか。

 「そば粉は?」と聞くと、何と我が茨城の名産、「常陸秋そば」だとか。うれしいですね。店の主と話が合って、帰る時には店先まででて見送ってくれました。

 

 帰り道はお勉強。同じ市内にある下野国・国庁跡。昔は右の模型の写真のようになっていたそうです。

 現地にはひと棟だけ再現された建物がありました。奈良の建物のように赤丹と青丹の色が塗ってありました。たぶん鉄筋作りです。とすると、塗料は今のもの?

  一日一茶

    鳴雲雀人の皃から日の暮るゝ
          なくひばりひとのかおからひのくるる

 
 そうこうしているうちに、薄日がさしてきたりまた陰ったりと、目まぐるしい朝のようです。世の中まだ鎮まっています。風もなく起きているのは私だけ??? でも、もう6時40分。



霧の朝

2008年04月12日 | Weblog

 霧の朝です。今日は曇りときどき晴れだそうです。まあまあの天気なんですね。

 昨日の午前11時頃まで雨が降っていました。その後はカラッと晴れて気持ちのよい日になりました。

                      

 茨城県の北の方の海岸沿いに日立という町がありますが、そこに奥さんの友達がいます。ちょっとそこまで用事があるということで、私が運転で行ってきました。その町は以前、私が勤めていたことのある町でもあります。とても懐かしかったです。海が見えてとても良い町ですが、ここはあの電気製品製造の HITACHI の本拠地です。家電製品から水力発電機、原子力などなどまで、かなり手広くいろいろなものを作っている会社です。
ぎゅうちゃんさんの仕事をしている町ですね。

 日立という地名の由来は、徳川光圀(水戸黄門)が市内の山上にある神社に参拝したときに、「朝上る光景は秀麗にして偉大なること領内一」と言ったことによるとか。


 

 雪が降って地吹雪が吹いている風景ではありません。風はやや冷たく地温があがったため、雨上がりの湿っぽい地面から蒸気が立ち上ったのです。

 

 「いずれがあやめかきつばた」ではなくって、「いずれがらっきょうえしゃろっと」です。どっちでもかまいませんけど、分からなくなってしまいました。かなり分けつしているみたいです。

 

 マルチは、半分が風で飛ばされてしまったので、全部はがしてしまいました。こっちがラッキョウだったかなぁ??? 抜いてみれば分かるのでしょう。もっとも、エシャロットはそろそろ食べ頃かどうか見てみなくてはなりませんけど。

 

 桜はまだ散りきらず、かなりしっかりと咲いているのですが、もうこんな季節になっているんですね。寒いさむいと思っていたのに。

 チューリップを見ると小学校1年生のころを思い出します。よくチューリップの絵を描いたのを覚えています。チューリップと幼児はとても合うものと思っています。

 

 アスファルトの温みがたまらないんでしょうねー。しあわせ~~~  というようなしぐさです。私もやってみたいです。最近おかしくなったと思われるので我慢するしかないです。

                      

 HITACHI の工場から、日立港までの国道にかかっている歩道橋は、渡る部分がもっと高く上がる仕掛けになっています。大きな製品を港から積み出すのに、歩道橋が引っかかるのでそのような装置になっているのだそうです。

  一日一茶

    陽炎に敷居を越ゆる朝日哉

  川 流

    霧の朝頭の中は五里霧中

    五里霧中頭の中はまだ夢中

    

アスパラガス異変

2008年04月11日 | Weblog

 今朝になっても、まだ降っていますよ。

 「今年はいつもとは違う」という感じは、ひょっとすると毎年感じていることなのかも知れません。毎年では多すぎるなら二年に一度か三年に一度くらいの頻度で思うことなのではないでしょうか。

 例えば梅雨に時期が少しずれたり、夏が暑かったり涼しかったりなど、少し違うようなことはよくあることのように思えます。そうすると、いつもの年と言うのは何なんだろうと思うことがあります。

 

 昨年に芽を出させて植えたアスパラガスがこんなに芽を出しています。まだ細いです。今年はこれは食べません。

  

 一方、こちらは5年目のアスパラガスです。さっぱり芽が出ていません。特に何も特別なことはしていません。冠水したことはありますが、枯れはしなかったし、この写真のあたりは冠水はしていません。

 この違いは何なのか、さっぱりなぜなのかは分かりません。取りすぎには注意していたので、取りすぎによる被害はないはずです。理由は必ずあるんでしょうね。それが分からないので不思議に思っているのだと思います。

 近くに、アスパラガスの専門の農家が無いので、聞くことができないでいます。

  

 庭を作りかえたので、カタクリが心配だったのですが、今年も元気に咲きました。安心しました。このままにして、あとは何もしなければ自然に増えていくと思います。

                        

 「アスパラガスはどうしたんろう。今年はいつもと違う。」と考えてしまわないようにしようと思います。いくつもある違いの一つなのでしょう。

 ひょっとすると、これはもう終わりにした方が良いかなと思い始めました。それなので、別な所に新たに作り始まったのです。


     

 ある雑誌に紹介されていたので読んでみましたが、さっぱりおもしろくなかったです。それとも読む方に力が無いからか。芥川賞受賞の作品だとか。

 一日一茶

   此のやうな末世を桜だらけかな





ハウスがビリビリ

2008年04月10日 | Weblog

 二日続いて強い風が吹きました。雨もふりました。午後は晴れたのですが、また雨の朝です。どれくらい降るのか分かりませんが、今のところは小雨です。雨ならまたゆっくりできます。

 

 破れたハウスはそのままにしておいたのですが、強風でさらに破けてしまいました。これではみっともない。おまけに、よく見たら風を受けるようになったせいで、両端の面が本体から引き離されて、金具が飛ばされている所がありました。こうなっては壊されてしまいますので、ビニール全部を剥がしてしまいました。

 何十となく、いや100個くらい使っていた留め具をはずすのがちょっと大変でしたが、体には負担がかからないので、ゆっくりと作業をしました。いろいろなことが起こるものです。安閑としていられませんよ。

                      

 畑の土は軟らかいとは言え、下の方は固くて竹竿などはなかなか深く刺さりません。それで、しっかりと固定させるには道具が必要になります。

  

 いま思いつくのはこういう道具かなと思って描いてみました。左右の両端の道具は持っています。このほか、木の杭を打ち込んでそれを抜くという方法もありますが、これは杭が抜けにくくなりますので要注意です。

 シャベルで穴をあけて竿をさしてから埋めるというのもやったことがありますが、穴をあけた部分が柔らかくなってしまうのが欠点です。少し穴が大きくなりますが、右から二番目の細いシャベルを向かい合わせにしたような道具(ダブルスコップ、ホールディガー、トンボショベル)は効果的なようですhttp://www.asaka-ind.co.jp/tools/deadstock/dibble.html。私が知っているのはそれくらいです。


 

 茨城県庁舎裏の通りにある桜です。夕方で、しかも逆光だったので撮りづらかったのですが、何とか桜だと分かるかなと思います。

 右にある建物は県庁舎の離れのようなものですが、ここの1階にパン屋さんがあり、そこのテーブルに座ってお茶を飲みながら、ときどき友達と三人でおしゃべりをします。それぞれ、転勤などで散ってしまいましたが、住まいは同じ町なので、集まりやすいです。

 

 わが家の桜のライトアップです。と言っても、フラッシュライトですけど。二日に渡る強風と雨にもめげず散りきらずにこれだけ残っていました。

 私たちがまだ子どもの頃、父が植えた桜ですが、本体はだめになっても、下の方から芽が出て復活しつつあります。

                      



        

 映画「県庁の星」は香川県庁と茨城県庁がロケに使われたみたいです。外観は香川県庁のようでした。内部は茨城県庁だったのかなと思っています。

            一日一茶は一休                                                                                     
 

気の毒な入学式

2008年04月09日 | Weblog


 今朝も天気が悪いです。風も強いです。予報では曇りで、「北の風強く後北の風やや強く」です。要するに暗い水曜日ということになります。                    

 恵みの雨にしては降りすぎました。でも、まあ恵みはありました。風は要らないおまけでした。風力発電にはよかったかも知れません。

                   

 風力発電も、太陽光発電も、できれはやってみたいですが、どれくらいかかるのかまだ調べていません。たぶん採算は合わないかトントンくらいなんでしょうか。合わない方に考えた方が良いですね。もっとも、耐用年数にも寄るでしょうけど。

 そういうものに関しては、何でも早くやるには金がかかるようになっています。家庭電化製品でも、出来てすぐですと、ものすごく製品が高いですから。廉価版が出るのは量産体制が整ってからです。はやく、自然のエネルギーを利用する発電が普及しないかなと思います。

  

 嵐だったので、畑に写真撮りに行けません。今朝も行けません。たぶん、足がズブズブと泥にもぐります。今日は野菜の写真は梨の花。
 
 これは近くに住んでいる従兄弟からもらった篠竹です。豆の手にしようと思っています。少し増えてきました。そのうち、困るほど増えるのではないかと思います。竹よりは簡単に使えるように出来るので、欲しかったんです


  

 山伏が火の上を歩くという行事をニュースでやっていました。熱いでしょうね。我慢しているんでしょう。修行しているから熱くない?? もっとも、100mも歩くわけではなくて瞬間的なので我慢の範囲内なのかなと思って見ていました。それで、このはなは 足火 ではなくて、あしび です。名前を書こうと思ったら、そのニュースのことを思い出したので、花にたどりつくのが、ちょいと遠回りになってしまいました。

 

 狙って撮ったのは黒鳥でもなく鴨でもなくて鯉だったのです。「ちょっと来い」と呼んだらこんなにも来てしまいました。「こいはこいでもあなたのこいは~  」なんて「松の木小唄」を思い出してしまいました。先日、孫たちと千波湖に行ったときのスナップです。

  

 久しぶりに、お昼でも食べに行こうかと言うことになり、近くの回転寿司に行ってきました。かわいそうに、入学式が終わったあとの親子連れが多かったです。せっかくの記念すべき日が雨で残念でした。これからの長い学生生活をこぎ出したとたんに「太平洋波高し」ということになってしまいました。

 今までは10皿以上食べていたのですが、これからはグッと少なくして6皿にしました。少し ひもじい です。この次は5皿が目標です。できるかどうか分かりませんけど。・・・ 奥さんが働いて自分は働かないので、私は今は ヒモ です。ですから言うなれば私は  ヒモ爺 です。
 

  一日一茶三日で三茶

    昼飯を食べに下りたる雲雀哉

  例外のない規則はない

    風が吹いても桶屋は儲からず 雨で埃が立たないからネ

    風が吹いても桶屋は儲からず
            わが家の猫が鼠を取り尽くしたからネ


春はほのぼの

2008年04月08日 | Weblog


 春はほのぼの。やうやう明るくなりつつある部屋の中では鼻づまり激し。そのせいでうしみつどきも過ぎる頃目覚めぬ。冬は早起き。春も早起き。昼間うつらうつら。いずれが現(うつつ)か夢なのか。

 と、春の日々はかように過ごしてはいるのですが、今朝はまだ暗いうちから天気が大荒れのようです。どこかの猫の悲愴な叫びを軒下に聞いて、早く目がさめてしまいました。今朝の外の模様を黒田節の二番をパロディーして

    夜半の嵐か台風か
    雷 大風 雨の音
    いびきを止めて聞くほどに
    雨戸を叩く松の枝 


 

       キヌサヤは寒さのせいでのびられず

 きのうは、昼過ぎから雨になりました。それでまた昼寝。少しは体力が回復できたと思います。


 

      スナップも寒さのせいか伸びられず

 写真を撮った(スナップ)ので、「あっ、そうだ。」と思い出して生長してくれるでしょうか。あるいは指パッチン?(スナップ)



 

      桜咲くと言うのについてる枯れ葉かな

 若木の葉っぱはいつまでもついています。「もういいかげんにしなさい。」 と言ってやりたいです


 

       飽きもせずよく読むものぞ雨の午後

      雨の午後楽しんでしまったかまいたち


  一日一茶
 
    象潟や桜を浴びてなく蛙(かはず)

 

 黒田節の二番です

  峰の嵐か松風か
  訪ぬる人の琴の音か
  駒ひきとめて聞くほどに 
  爪音(つまおと)頻き(しるき) 想夫恋(そうふれん)
    


へいたんな日々

2008年04月07日 | Weblog

 鼻がつまって、口で息をしています。とうぜん喉が痛くなります。まるで風邪みたいです。目は両手でこすりたいです。むず痒いです。これは花粉症の症状でしょうか。こんなの初めてです。

 そのせいで熟睡できないのか、いつも眠いです。昼間はうつらうつらの毎日です。おかげで、何か毎日が平和な感じがします。

    

            そろそろ終わりです。

 ある明け方に、聞いたこともない鈴の音がトイレの外で遠ざかっていきました。春なんですね。

 
         
      たまねぎです。不織布の重みで茎が曲げられています。

 そしてまた、見たこともない猫が2匹。ブロック塀の外ですごい声で鳴きあっています。そのうるさいこと。近づいても私に気づきません。追い払ったら、数メートル先でまた喧嘩。春なんですね。

 

      こんなのもありました。B面は「アフリカの星」のテーマ。

 よく数えたら、桜は3本ではなく4本ありました。それに、サクランボの木が2本。桜はそうすると6本にもなってしまっているんです。何たる無計画性。裏山の山桜は計算外です。

 
         
 毎日が同じようで、平坦な日が続きます。人は勝手なもので、こういう状態が続くと不満をもらします。なにかをぶっ壊して(誰かがこんな言葉を使いましたっけ)波風立てたくなるんでしょうね。しかし幸いなことに今の私は何もぶっ壊したくないです。


 一日一茶

    寝て起きて大欠伸(あくび)する猫の恋



磯部のさくら

2008年04月06日 | Weblog


 今日は、少し忙しくなる予定です。天気が良いのでたすかります。朝はまだ冷えますね。

 昨日は午前中はお墓参りに行ったり、奥さんは畑仕事、私は読書などをしたりしました。実は先月に父の兄、つまり私の叔父が100歳で亡くなりましたが、昨日はひと月経ったのでお墓参りに行ったのです。お墓で従兄弟たちと出会って、賑やかなお墓参りになりました。

 午後は、桜でも見に行こうかということになり、以前も二度ほど紹介しました桜川市の岩瀬というところの磯部桜川公園に行きました。ここは
謡曲「桜川」で有名です。

         

 昔は東の磯部桜川、西の吉野と言われるほど有名だったそうです。それだけに山桜が多くて、まだ開花していないものが多かったです。

         

 それでも一種類だけではないので、こんなに咲いている所もありました。家族連れが来てのんびりと遊んでいました。私は人混みの中に入っていくのは嫌いですので、寂しすぎず賑やかすぎないくらいの日に行ってよかったと思っています。

         

 たぶん咲きそろう時期には、かなりの人出があるのだと思います。人の集まりとあつまりがくっつきすぎず、その間を人がぞろぞろと通るわけでもなく、人はゆっくりと敷物をひろげて会話をし、おいしいものを食べ、拡声器などの放送もなく静かです。こういうのが本当の花見なのではないかと思いました。

         

 桜川磯部稲村神社の境内には紀貫之の歌碑がありました。「いつよりも春べになれば桜川 波の花こそ まなくよすらめ」と書いてあるそうです。「まなく」は「間なく」で、「よすらめ」は「寄すらめ」だと思います。隙間もなく寄せてくるだろうという意味だと思います。

         

 田舎道沿いに、古代の街道の遺跡がありました。ここに駅があったようです。この街道は常陸の国府と下野の国府を結ぶものだったそうです。勉強になりました。

         

 ちょっとした農産物を売っている店があるので寄ったのですが、その店の前の畑で15、6人もの人たちが小さな畑に集まってジャガ芋植えをしていました。たぶんすぐ近くにある農地付きの宿泊施設にいる人たちでしょう。植え方を教わっていたようです。

         

 その畑のすぐにたくにある宿泊施設です。クライン・ガルテンと言います。クラインは小さな、ガルテンはガーデンです。ドイツ語のようです。

 ここは人気があって、東京からずいぶん来ているとか。一週のうち、あるいは一ヶ月のうち半分は東京で残りはここで過ごしているなんていう人もいるとか。農地がついているのが魅力のようです。東京からひとっ飛びですから、場所はいいですね。

 ここで、もり蕎麦と田楽を食べてきました。久しぶりに蕎麦はおいしかったですね。気晴らしになりました。


 

            わが家のさくらです


  一日一茶

    ちる花にはにかみとけぬ娘哉


伐採おわり

2008年04月05日 | Weblog


 河童さんが、「片道約2時間の通勤電車が読書室です」とおっしゃっていましたが、どおりですごい読書量だなと思っていました。

 私も若い頃に2時間も長くはありませんでしたが、同じ経験をしたことがありました。その時が今までに一番読書ができた時でした。

 でも、今はその時を上回ることが出来そうです。ただ一つの条件を解決出来たらという条件付きですけど。

                   

 この頃は、鼻づまりがひどいです。特に夜は口で息をしています。ですので、口の中が乾きます。熟睡できません。それが読書に影響してきます。だいたいが、本を読んでいると夢の世界に入っていくのです。宮部みゆきも夏目漱石も藤沢周平もシドニー・シェルダンも夢の中ではごちゃまぜになってしまうのです。

         

 これ一冊を半日くらいで終わりにしようと思ったのに、睡魔のためになんと1日半もかかってしまいました。ゆらりゆらりと睡魔舟が白昼から沖にこぎ出してしまうのですよ。睡魔舟の読みかたはスイマセンです。
 
                  
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 この本ですが、泥棒が主人公とはめずらしい本です。それに、「おやつはカール」くらい中味が軽いものだったです。・・・私も古いですね。もっと新しいお菓子を知らないの? なんて言われそうですが、今のは名前も知らずに食べてますから分かりませ~~ん。カールなんてのも、コマーシャルで覚えた名ですから。三橋三智也の歌が良かった。

         

 裏山の立木の伐採は終わりました。低い木は風よけのためと、下の小さな木が道路に枝を張り出すのを防ぐつもりで残しました。これくらいなら、私が丈夫になったら必要な時には伐採出来ます。左の背の高い木2本は、その後切り倒しました。

         

 トラックで運び出し始めましたが、何せ木材が重いので苦労しているようです。それに、かなりの量になったようです。倒してみると、立っている時よりも量感がずいぶん違います。

         

 クレーンのついた車をレンタカーで借りてきたようです。時間のロスもあるし身体的な負担もかかりますからね。これで、つぎつぎと運び出してしまいました。それでも、たっぷりと2日はかかったようです。これを製材所に持っていくわけです。

 私が伐採した場合は、この長い木材を今度は30cmくらいの長さに切るわけです。つまり、持ち上げられるくらいの長さと重さですね。それをトラックに積んでたき火のところまで持ってきて、ただ燃やすだけです。もったいなくても仕方がない。

 考えてみたら、去年の冬などはこれほどの仕事をしていたんですね。ずいぶんと働いていたものだと思いますよ。

          

 毎日ぐうたらに過ごすというのも辛いですね。むしろ、入院でもしてしまって自分の畑や山の景色が見えない方が楽かも知れません。見ていてできないというのは、一種の残酷さがあります。今は修行の時だと思うようにしています。


 一日一茶

   老いが身の直(ね)ぶみをさるゝけさの春

 川 流

   じれったいでもやっぱり我が家はいい

   念力があれば雑草なんのその

   すずめの子そこにいていいよ私がよける

   できるのは犬猫鶏のえさ焚き火くらい



ばら色の人生

2008年04月04日 | Weblog


 タイトルのように、いつもばら色の人生を送ることが出来たら良いですね。でも、実際は山あり谷あり川あり橋がこわれていたり、、、。

                    

 何か良いことがあると、世の中がすべてバラ色に見えてしまい、良くないことがあると全てが灰色にみえてしまうという、そういう種類の愚かさを持っている人間であります。

         

 いくら交通事故に注意せよと言われても、他人事にしか思えず、自分にそういうことが起こるはずがないと思ってしまっている愚かさも兼ね備えている人間であります。

 そういうおめでたは、全部ぜんぶ漏らさず持ち合わせている私でございます。それで、今日はバラ色の日なのであります。(ことばも丁寧)。 というのは、今日は盗られたか失くしたと思っていたカード3枚が見つかったのです。クレジットカード1枚、ETCカードが1枚、それに運転免許証1枚(1枚に決まっていますけど)。

           
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 これで、クレジットカードは悪用されなかったと90%以上は言えます。盗んだカードを同じ所にリスクを犯してまで返しにくる人は10%とはいないでしょうからね。

 運転免許証は、ちょっと今どきの若者に自慢できる免許証なのです。なんと自動二輪無制限というものです。つまり、どんな大きなオートバイでも乗れるというものです。乗ったことないですけど。          

 それも、昔に原付バイクの免許証を取ったときがあり、それが制度が変わり自動的に無制限まで昇格してしまったもので、何の努力もしなくても取れた資格なのであります。ラッキーと言えばラッキーなのですが、どうせならそういうものでなく、もっと実感のある付録が欲しかったですね。

                       
                                              
           
 古本を買ったら、なかに宝くじがはさんであり、それがなんと1等1億円があたったとか、何かの籤にあたり、雑草は向こう30年間にわたって、ぜんぶ退治してくれるとか、ガソリンは今後はリッターあたり100円でよいとか、納豆を5年分プレゼントしてくれるとか、、、。いつものように、ティッシュでいいや。だんだんシケた話になってきました。

          

 今日は全国的に晴れだそうです。あさからホンワカした空気がみなぎっています。やっと桜がおおかた咲きました。水戸でも昨日満開になったという宣言がなされたようです。水戸は、もとの県庁のあったお堀の縁に植えられた桜を基準としているそうです。

                      

 畑の作業は、いよいよ奥さんの肩にずっしりと重みが加わってきました。ホトケノザがのさばっています。誰がこういう名前を付けたんでしょうね。はり倒したくなります。でもまあ、むしりやすい草ではありますが。

         

 お花畑に育ったニンニクです。と、言いたいのですが、スミレは勝手にでたものです。冬の間に、こんなに育っていました。不織布をかけておいた効果があったようです。でも、大切なのは地上部ではなくて、地下の球です。でもでも、先ずは地上部がしっかりしていないとね。

         

 あったかくなったせいか、テントウムシが5~6匹孵っていました。卵が孵ったんでしょうね。いつも転んで、相手にされないでいるんですね。転倒無視なんてね。おっとっと。

         

 きのう話題に出したリッキー・ネルソン。ニャンパルさんがおっしゃっていた彼の出演した映画「リオ・ブラボー」の主題歌の45回転ドーナッツ盤のレコードです。左の二丁拳銃をかまえているのがリックです。なかなか格好よかったですよ。歌う場面もありました。真ん中はジョン・ウェインで右がディーン・マーティンです。みんな亡くなっちゃったでしょうね。タイム フライズ ライク アン アロー 光陰矢の如し。昨日紅顔の美少年、今日はしわくちゃ爺っち。

 私は、あした(朝)に道を聞いていないので夕べに死すなんてのは不可です。妄想妄念欲望願望がうじゃじゃと身の回りにとぐろを巻いていますからね。

          


  一日一茶

    ふらんどにすり違ひけりむら乙鳥(つばめ)

  川 流

    ふらんどと似たような名前のオペラあり

    ふらんどとは馴染めぬ名なり現代(いま)のひと

    ふらふらと外に出てはみたが何もできず

    じれったさばかり噛みしめおらが春

    おいでおいでと畑がしきりに呼ぶ日かな

    雑草よいま少し我慢をしてろカーッ(喝)

    さ夜更けて菅原洋一のタンゴにしんみり

 補)似た名前のオペラ

     「トゥーランドット」 プッチーニ作
                


わいん

2008年04月03日 | Weblog


 ワインは飾り物ではないので、「牛久で買ってきたの、今晩でも飲もうか。」と息子に言ったら、さっそくおつまみを買ってきてくれました。それで、3人でめずらしく晩酌です。私は、まだまだ注意が必要ですから、ほんの少しなめたくらいにしておきました。もっとも、あまり飲めないのですけど。でも、そのワインのおいしいこと。おいしくってうしくって、、、。

           

 蜂ぶどう酒 も探して買ってくればよかったなと思いましたが、また行くことがあるでしょうから、その時には忘れずに買ってくることにしましょう。もっとも、売っているかどうか分かりませんが。

          

 今どき、花が咲くちょっとまえのアブラナを取ってきて、お浸しにしてもらうとおいしいです。見た目には茎が太くて筋っぽいようですが、決してそういうことはなくて柔らかです。

 こういうものを、近ごろでは醤油をかけずに自然に食べられるようになりました。おいしくしようとしていったら、食べ物の調理の仕方は切りがないですからね。敢えて文化の発達に対して逆行するようなことをしたりしています。体のことを考えているからですけどね。でもなんか自分が青虫になったような、ならないような。

          

 小麦です。もっと作っておけば良かったと思ったのですが、このような体になってしまったので、少しにしておいて良かったということになりました。

 小麦の価格が上がったので、宇都宮の餃子も値上げだそうです。何からなにまで値上げのあとで上がらないのが給料と年金。どーしていつもビンボー籤ばかり、と嘆いてしまいますね。そもそもの始まりは何なんでしょう。原油価格のせいですかね。小麦の話から愚痴になってしまいました。それくらいにしておきましょう。つまらなくなりますからね。

         

 こんな歌手を知っていますか。
リッキー(リック)・ネルソンと言います。エルビス・プレスリーが流行っていた頃の歌手です。「トラベリング・マン」とか「ハロー・メリー・ルー」などがヒットしました。

 このレコードは私が大学生の頃か就職した頃に買ったものだと思います。ですから、もう買ってから40年になるということです。彼は早く亡くなってしまったという話を聞きました。どうりで、その後は新しい曲が出ませんでした。

 若い頃の思い出の歌手です。

  一日一茶

     ふらんどや桜の花をもちながら

        ふらんど = ぶらんこ

  川 流

     ふらんどや私のきもちもふりこかな

     春はまた鼻づまりの季節かな

     鼻づまりクシャミにティッシュのおらが春  

     鼻のした洟がふらんどおらが春

       鼻づまり口が無かったら窒息死



じゃがいも

2008年04月02日 | Weblog


 今日は朝から  です。屋根に上げたお風呂用の水はかなり熱くなりそう。あたたかくなって欲しいなー。風は必要ないんですけど、、、。

 今のところ、話題に種が尽きないし更新する時間も取れるし、体の具合も悪くないので、毎日更新ができます。ありがたいことです。いろいろなことに感謝しています。

 私の行動半径も経験も、そうは広くはないし限られたものですので、話題やその話題の発展性はあまりパッとしないものではありますが、脳の運動にも何もしないでいるよりは、少しは役に立ってはいるかなと思います。

          

 季節が良くなってきました。昨日などは、かなり強くて冷たい風が吹いていたのですが、幸い我が家は南側が日だまりができて、風も来ないようになっているようで、何時間か日向ぼっこをしながら本を読むことができました。

 これがまた楽しいんですよ。至福の時です。芝生で日射しを浴びながら本が読めるなんて、現役の頃には出来なかったことで、夢のようです。気が向けば音楽を聞きながら読みます。部屋のステレオをかければ良いんですから。


           

 今年は、ジャガ芋を二つに切り分けて十分に乾燥させるなんてころは出来ませんでしたので、切って灰をかけて外で急いで乾燥させました。効果は無いとは思いますが、気休めです。病気にならないことを願っています。

 用意した種類は、きたあかりとインカのめざめです。それ以上は、どうせ食べ切れませんので、今年は男爵はやめにしました。きたあかりも男爵も煮崩れすると言いますが、崩れたってかまやしない。それよりホクホクのが食べたいで~~す。

 インカのめざめは、どうしても何か体格がきゃしゃですねー。どうしたの? と聞きたいです。発育不良の子どもみたいな感じがして心配ですが、おいしいから作ることにしました。

              

 じゃがいも13種も植えました。分からなくなってしまいますので、木札を立てました。これだけやっておけば大丈夫でしょう。でも、収穫の時に混ざってしまうのではないかと心配です。どうもやりそうな気がしてならないのです。そういう失敗は私の癖ですから。

             

 妹夫婦が買ってきてくれるおいしいお菓子の包み紙です。芭蕉の奥の細道の一部で那須あたりが中心になっている絵図です。

 こういう絵を見ていると、また そぞろ神 に取り憑かれそうな気がしてきました。というより、取り憑いて欲しいという気持ちが強くなってきたと言った方がよいのかも知れませんね。「漂泊の思いやまず」なんて言い方は良いですね。 

           

 心の中ではいつも漂白じゃなくって漂泊していますけどね。舞台の上で上がってしまったときは頭が漂白された状態ですけど、さまよっているときは漂泊ですね。これからは頭脳が漂白されないように気を付けなければなりません。同じヒョウハクでもふた通りあって、むずかしい。ヘキサゴン。人を脅すときには脅迫。お祭り騒ぎは万博。ガキ大将は腕白。← すぐにこれだ。悪い癖。  

           

 我が家には桜が3本あるのですが、どれもまだこんな具合です。1分咲きくらいでしょうか。寒かったので、咲けないでいるようです。今日は、かなり咲くかなと思っています。


  一日一茶

    懐(ふところ)へ入らんとしたる小てふかな

  あひる ( duck = ダック = 駄 句 )

    桜咲くところもあれば吹雪あり

    大風に舞台装置まで踊り出し

    楽天は大風に助けられか実力か

    春白菜植えてすぐあと小雨降り

    春白菜小雨のあとに白き霜

    白き霜溶けたあとには強き風

    強き風のふるさとは雪国ぞ

    雪国の風も邪魔せず芝生かな

    日だまりの芝生で夢は駆けめぐり

  パロディ

    てふてふをとってくれよと泣く子かな

    春の雨二の字二の字の下駄の跡

    名月や畳の上にマッチ箱

 
 霜が心配なので、白菜とレタスに不織布をかけてやりました。全部はかけきれなかったのですが、少しくらいの霜ははねのけて育って欲しいナーと思っています。がんばってくれー。



畑の様子

2008年04月01日 | Weblog


 寒いので、これは霜が心配だなと思っていたら、まるで私が気象予報士でもあるかのように、ピタリと当たりました。当たるなら宝くじの方が良いのですけど。買っていないからだめですね。名高いお坊さんのようです。高僧つまり降霜。← おいおい、スーさん(spaのsです)朝から何言ってんですか。・・・ 早朝の外は真っ白です。池の氷は張っていません

         

 牛久(うしく)という名前は変わっていて気になるので、その由来を調べてみようと思いましたが、諸説があるようです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E4%B9%85%E5%B8%82 にいろいろと出ていましたので、ちょっとご覧下さい。一口で言いますと、諸説があって いかりや長介 ですね。つまり「だめだこりゃ」です。

 今も漢字二文字の地名がほとんどですが、これは古代に編纂された「風土記」に漢字二文字で地名を書け、目出度い語(好字)を使えという命令を受けたことが出ていますので、それによると思います。

 「けやき台」とか「夕日が丘」なんてのは、いかにも現代的な名前です。開発会社に関係する人が付けるんでしょうか。朝日は昇らない所なのかな、なんて思ってしまったり、「昼日ン中の丘」なんていう団地はないネなとか、「けやき台」じゃなくって「蒲焼き台」の方がおいしそうで良いんじゃないかななんて。もっとありますよ。近くに「百合ヶ丘」という団地があるんですけど、そこなんかはいつも地震が起きているんです。「揺りが丘」なんてね。町名は一丁目・二丁目じゃなくて、震度1とか震度2なんて、、、、。「高島平」てのがありますが、「三越平」なんてのも無い。そんなばかなことを考えたりしていると、雨の日でも退屈しないです。

                       


        

 ネギです。ぞっくりこれだけ植えました。この作物はいつも何かをお願いしているんですね。「祢(ね)ぎ」なんてね。

 私流のやり方ですが、夏になるころ深く掘って肥料をやり、植えかえます。その時に土を全部かけて溝を埋めるのではなく、半分くらいにしておきます。そして、もう一度追肥をして、溝を埋めます。溝が浅かったら、盛り土にします。そういう作業が今年は出来るかどうか、、、。 出来ませんね。 そんなことしなくたって、ネギはネギです。細くてもネギ。


        

 たぶん右が白菜だと思いますが、そうなると左の列はレタスということになります。これからの季節は虫とりをしなければなりませんね。もうモンシロチョウが飛んでいますから。モンシロチョウはレタスは嫌いですが、白菜は大好きです。好き嫌いがあるんです。母親にしっかりと教育を受けなかったんでしょうね。白菜はモンシロ菜という名前を付けたいくらいです。キャベツはモン球(きゅう)です。

        

 そのキャベツですが、きちんとトンネルを掛けなかったので、出来具合が乱れていてきたないです。でもキャベツはキャベツで別な野菜ではないので、食べるとおいしいです。やっぱりキャベツの味でした。

 ここは、不織布の下でアブラナが育ってしまい、アブラナのジャングルの下に細々とキャベツがあったという風景でした。アブラナは全部退治しました。これから先も、まだ取っていないアブラナは鶏の胃袋に入る予定です。量が多くて全部は入りきれないでしょうけど、、。

                         

 水戸というのも、地名の由来を調べますと、水の戸 で 海水や湖水の水の出入り口 という意味があるそうです。水門(みなと) とも言われるとか。古くは 江戸 とも言われたのだそうで、江戸氏が水戸周辺を支配していた時があります。江戸というのは 江の戸 ですから、えーと、海の出入り口という意味なんでしょうね。

 


  一日一茶

    木曽山はうしろになりぬ鳴雲雀