かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

健康食品と言われる昆布でも、とりすぎはやっぱりダメみたいです。

2010-03-09 22:09:39 | Weblog
 寒い日が続いてますが、先週の予報よりは随分低温具合も緩和されて、覚悟していたよりは過ごしやすい寒さです。日本海側ではかなりの大雪になっているそうですが、山で囲まれた本県には届かず、ずっと雨が降り続いています。この寒さをしのげば、ようやく本格的な春の訪れとなるのでしょうか。天気次第ではありますが、この週末はサボテンの植替えの好機かもしれません。

 さて、日本食は健康のために良い、とアメリカなどでは結構もてはやされています。私の恩師の教授によると、教授が若い頃アメリカに留学して、そのステイ先のヒトに日本から持参した味噌汁をご馳走したところ、旨いと言って食べていたのに、材料が大豆と聞いた途端そんなモノを食わせるなんて、と怒りだしたそうです。何でも、大豆は家畜の餌で人間の食べるものではない、という話だったとか。そんな半世紀前の状況からは考えられないほど、味噌とか醤油などの和食文化は結構浸透しているみたいです。そんな和食を代表する材料にわかめとか昆布があり、健康食品として認知もされていますが、食べ過ぎると良くない、という話がニュースになっていました。これら海藻類に含まれる微量ミネラルのヨウ素が、過剰摂取になるという話です。今まで、これ以上食べ過ぎると危ないよ、という「耐容上限量」が、成人1日当たり「3000マイクログラム」から「2200マイクログラム」に引き下げられたそうです。昆布1gには千~3000マイクログラム含まれているそうですから、例えばとろろ昆布などをほんのひとつまみ食べると、場合によっては上限を越えます。日本人は平均してヨウ素を1500マイクログラム摂取しておりますが、中には大量摂取しているヒトもいるようで、長期にわたって過剰摂取していると、甲状腺の機能が以上をきたすこともあるのだとか。たまに5000マイクログラム超の摂取は大丈夫だが、その時は数日明けてヨウ素を身体から抜くように、とか、大豆がヨウ素中毒を阻害するので一緒に食べると良い、というような専門家の話もあります。
 まあ普通にみそ汁の具にしたりする分には大丈夫、という話なのでしょう。
 それにしても、どうしてマスコミってこう数字を大きく書きたがるのでしょうね。3000マイクログラムなんて書かなくても、3ミリグラムでいいじゃないですか。文字数も減りますし、わかりやすいと思うのですが。

コメント
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