昨日から今朝にかけて、ゴォオォっ!と鉄筋コンクリートのホテルも心なしか震えているかのようにさえ感じられた猛風に、2回、目が覚めました。昨日も凄い風でしたが、夜は更に輪をかけて吹き荒れたようです。今日も昼間は相変わらず風が強くて、外の木々が思い切り左右に揺さぶられていました。この時ならぬ春の嵐、明日には落ち着くそうなので、帰りはつつがなく行けると思いますが、関西では物凄い黄砂で我が奈良県では一時視程2キロ以下に落ちたのだとか。交通機関への影響も懸念されているだけに、予断は許せないでしょう。
さて、日本医師会が亡くなった子供に対してCTを実施するように提言したそうです。何でも遺体を調べる事で、虐待が無かったか、はっきりさせるのが目的だそうです。これまでは、死因などをはっきりさせるには解剖するしかなかったのですが、外傷があるなど不審な点がないと司法的に強制することはできませんし、それ以外は遺族の承諾なしに執行できませんから、やましいものがある人はもちろん、子供の死因を知りたいけれど、遺体を傷つけられるのはイヤ、という遺族感情からも、解剖の敷居は非常に高いものがあります。それに、解剖は結果がでるまで時間がかかり、専門家の数が限られ、費用も高いなど、色々大変です。それがCTなら、まず何といっても遺体を傷つける事なく調べる事が出来るので、遺族としても抵抗少なく検査に同意しやすいでしょう。また、ごく短時間に結果が出せ、検査費用も安くすむなどいいこと尽くめなことは、海堂尊の『死因不明社会』〔ブルーバックス〕はじめ幾つかの著作に詳しくかいてありますが、ようやくその主張が受け入れられはじめたのでしょうか。
もっともまだ学会からの提言であり、このシステムが即社会に生かされるわけではありません。所管官庁なり政府が動いて予算をつけないと、何も変わらないでしょう。子ども手当てよりもよほど幼い命を守る役に立ち、首相の理念にもピッタリだと思うのですが。
写真は会場のビルからの光景です。こちらの黄砂はまだそれ程でもないようです。
さて、日本医師会が亡くなった子供に対してCTを実施するように提言したそうです。何でも遺体を調べる事で、虐待が無かったか、はっきりさせるのが目的だそうです。これまでは、死因などをはっきりさせるには解剖するしかなかったのですが、外傷があるなど不審な点がないと司法的に強制することはできませんし、それ以外は遺族の承諾なしに執行できませんから、やましいものがある人はもちろん、子供の死因を知りたいけれど、遺体を傷つけられるのはイヤ、という遺族感情からも、解剖の敷居は非常に高いものがあります。それに、解剖は結果がでるまで時間がかかり、専門家の数が限られ、費用も高いなど、色々大変です。それがCTなら、まず何といっても遺体を傷つける事なく調べる事が出来るので、遺族としても抵抗少なく検査に同意しやすいでしょう。また、ごく短時間に結果が出せ、検査費用も安くすむなどいいこと尽くめなことは、海堂尊の『死因不明社会』〔ブルーバックス〕はじめ幾つかの著作に詳しくかいてありますが、ようやくその主張が受け入れられはじめたのでしょうか。
もっともまだ学会からの提言であり、このシステムが即社会に生かされるわけではありません。所管官庁なり政府が動いて予算をつけないと、何も変わらないでしょう。子ども手当てよりもよほど幼い命を守る役に立ち、首相の理念にもピッタリだと思うのですが。
写真は会場のビルからの光景です。こちらの黄砂はまだそれ程でもないようです。