かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

核融合実用化までは核分裂も我慢して使うしか無いでしょうに。

2022-07-07 19:59:03 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は22.9℃、昼の最高気温は34.2℃、五條市の今朝の最低気温は22.1℃、昼の最高気温は32.9℃でした。今日は朝から青空が広がる上天気で気温もまたたく間に上がりました。梅雨戻り+台風が明けて、再び猛暑に逆戻りです。これでまだ七夕なのですが、今年の夏は一体いつまで続くのでしょうね? 早く暑くなった分早く涼しくなるのなら帳尻は合うような気もしますが、まあ多分そんなうまいことにはならないでしょう。期待するだけ馬鹿を見そうですし、夏が終わるまではこのうだる暑さが続くと思って日々頑張るより無いように思います。

 さて、暑さがぶり返してくると気になるのが電力逼迫です。折しもヨーロッパではEU議会が原発と天然ガス発電を環境にやさしい「グリーンエネルギー」として認める方針を打ち出し、日本はまるではしごを外されたような格好になってしまいましたが、露によるウクライナ危機以降いかに我が国の基盤が脆弱か否応なく浮き彫りにされ、もはや手をこまねいている場合ではない状況になっていると言えるでしょう。折しもこの週末は参議院選挙ですが、それまでに、あるいは選挙当日大規模な停電など起こったりしたら、選挙の遂行が阻害されるだけでなく、政権そのものが選挙結果にかかわらず窮地に立たされかねない状況に陥りそうです。その割に支持率がいまだ高いと出るのが不思議でなりませんが、まあ西日本はわずかながら余裕がありますし、東京ほど逼迫した情勢ではなく、与党への支持もさほど落ちていないのかもしれません。
 しかし、それにしてもあの山を丸坊主にしてパネルを敷き詰めているを観ていると大変不安になってきます。台風や地震で大丈夫なのだろうか、破損しても日射があると勝手に発電して止められないという、人が制御できないという点で原発のメルトダウン同様に厄介な性質を持つあのパネルは、万一のときの災害復興を妨げることにならないのか、また見た目自体とても未来のクリーンエネルギーという輝かしさが感じられません。あんな景観破壊を許すくらいなら、国立公園・国定公園の枠を外して、地熱発電や水力発電の施設を建てられるところにあまねく設けたほうがまだマシなのではないかと言う気がしてきます。まあ水力の方はもう有望なところはあまり残っていないのかもしれませんし、何よりダムなんて創るのに莫大な時間がかかりますから、短期的な電力強化には繋がりそうにありません。原発も福井県が新規に誘致を始めたそうですが、喫緊の課題たる首都圏を含む東日本の自治体こそ、新規の次世代軽水炉使用の原子力発電所を誘致すべきではないのかと思います。

コメント
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