過去最多の感染者数でも人出は減らないし、もう特別な病原体という意識は随分薄れた気がします。

　奈良市の今朝の最低気温は２０．９℃、昼の最高気温は３３．９℃、五條市の今朝の最低気温は１８．３℃、昼の最高気温は３３．５℃でした。昨夜は随分と気温が下がり、窓を開けていると寒さで夜中に目が覚め、窓を閉め、布団をかぶって寝直しました。覚醒前に、突然の大雨で雨宿りしたところが今ひとつ完全に雨を防げない場所で、しかも風もある吹き降りに全身びしょ濡れになりながら止むのを待つ、という夢を観てましたが、まさか真夏に寒さで目が覚めるとは思いませんでした。昼間は朝の冷たい空気から一転して強い日射にどんどん気温が上がりましたが、明日も同じくらいの暑さになるという予報です。ただ、当初まっすぐ北上して中部ー関東にやってくるかに見えた南海上の熱帯低気圧が、太平洋高気圧に押されたのか進路を少し西寄りに変えつつあるようです。windyでは四国ー九州までスライドしていくような予想図になっていますが、明日以降も引き続き注視していく必要があるでしょう。

　さて、新型コロナ禍第７波の感染者急増の中、我が家では娘が金曜日から体調を崩して熱を出し、一時４０℃に達して、すわ！　ついにうちにもコロナが？！　と覚悟を決めたのですが、検査してみると陰性で普通の夏風邪と診断され、ただもし熱が下がらないようなら週明け月曜日再検査、と言われました。私も濃厚接触容疑者としてもしコロナと確定したなら明日以降出勤できなくなるところで、この土日も極力外出は避けてこもっておりましたが、今朝ようやく娘が平熱に戻り、どうやら再検査は無しで新型コロナ以外の夏風邪という診断が確定、一安心いたしました。インフルエンザが激減し、発熱といえばコロナばかりになったような感じもするこの頃ですが、このようにまだまだ新型コロナ以外の、ひょっとしたら旧型コロナかもしれない従来の風邪ウイルスが現れるみたいです。
　京都の祇園祭も、数万人の人を集めて山鉾巡行などの行事を進行、無事終了した模様ですが、行楽客は暑い中もしっかりマスクしていた模様ですが、山鉾を引く人たちなどはマスク無しの人も沢山いたようで、随分警戒も緩んでいる印象を受けました。政府のコロナ対策分科会も、政府に対して「コロナを一疾病として位置づける検討を始める必要がある」と提言、政府もこれを受けて検討を始めるという話のようですし、新型コロナもこれまでのような特別な病気ではなく、日常的な風邪の一種に落ち着いてくる動きが見え始めたようです。