今日は課題討議「大震災における議会の役割」、コーディネーターは牛山久仁彦氏、報告者として南相馬市議会から平田武氏、名取市から渡邊武氏、陸前高田市から伊藤明彦氏、コメンテーターとして中邨章氏で、三市の事例報告と中邨氏による簡単な講演後、牛山氏から論点提議が行われた。
三市ともに先の大震災で津波で大きな被害を受けたが、南相馬市ではやはり原発事故の影響が大きいことを感じた。自治体で懸案になっていたことに対して、真摯に国が取り上げてこなかったことについて、国、国会は大きな責任があるだろうと考える。
議会で、議会としての災害時の行動規範、マニュアル作成の意義を伊藤氏も平田氏も訴えていた。また、中邨氏も災害時における議会、議員の動きを住民にわかってもらうためにも必要という観点の話を。
災害時における議員のリーダーシップということについて、難しいのではないかという意見、やはり平生からの関係の重要性、逆に平生に関わりが薄かったことの問題点などが話された。
全体として重要と感じた点は、いかに情報を共有するかという点、行政だけでなく対策本部などの情報が議会や議員に入ってくることが重要ではないかということがあげられた。
また、重要施設の保護という視点について、インフラや公共施設の維持更新と関連しても、興味深い論点と考える。また、防災計画の策定メンバーについて、女性委員の登用ということが盛んに言われるが、大切なことはそこではなく、どこかで想定されたものやメディアの情報だけに頼るのではなく、それらを活用していろいろな災害状況を想像することができ、そこから様々な対応法を想定しながら、議論できる議論に参加できる委員の登用が重要ではないかと感じた。
鈴鹿市議会について考えると、市の策定している防災計画において、市議会の位置付けを整理するように申し入れると同時に、昨年の防災安全特別委員会の議論の中で意見として提議したが見送られている事案の、市議会として災害時の行動指針を整理する、もしくは行動マニュアルの策定に取り組むべきと考える。その際、公平性の観点で委員を選定するのではなく、やはりきちんと議論できるメンバーで素案を作成するべきと考える。
三市ともに先の大震災で津波で大きな被害を受けたが、南相馬市ではやはり原発事故の影響が大きいことを感じた。自治体で懸案になっていたことに対して、真摯に国が取り上げてこなかったことについて、国、国会は大きな責任があるだろうと考える。
議会で、議会としての災害時の行動規範、マニュアル作成の意義を伊藤氏も平田氏も訴えていた。また、中邨氏も災害時における議会、議員の動きを住民にわかってもらうためにも必要という観点の話を。
災害時における議員のリーダーシップということについて、難しいのではないかという意見、やはり平生からの関係の重要性、逆に平生に関わりが薄かったことの問題点などが話された。
全体として重要と感じた点は、いかに情報を共有するかという点、行政だけでなく対策本部などの情報が議会や議員に入ってくることが重要ではないかということがあげられた。
また、重要施設の保護という視点について、インフラや公共施設の維持更新と関連しても、興味深い論点と考える。また、防災計画の策定メンバーについて、女性委員の登用ということが盛んに言われるが、大切なことはそこではなく、どこかで想定されたものやメディアの情報だけに頼るのではなく、それらを活用していろいろな災害状況を想像することができ、そこから様々な対応法を想定しながら、議論できる議論に参加できる委員の登用が重要ではないかと感じた。
鈴鹿市議会について考えると、市の策定している防災計画において、市議会の位置付けを整理するように申し入れると同時に、昨年の防災安全特別委員会の議論の中で意見として提議したが見送られている事案の、市議会として災害時の行動指針を整理する、もしくは行動マニュアルの策定に取り組むべきと考える。その際、公平性の観点で委員を選定するのではなく、やはりきちんと議論できるメンバーで素案を作成するべきと考える。