2014.11.10
名古屋公会堂で行われた認知症サポーター養成講座に参加しました。講師は地方議員の経験もお持ちの菅原直敏さんで、小さな会場ですが知り合いの近隣自治体議員も数名参加していました。
内容については認知症についての理解の入り口となるもので、15分間の映像のあと、講師の菅原さんの視点も含めた認知症の現状について、数値などは愛知県のものでしたが質問形式も交えながら学びました。参加しての思いですが、自分自身の中にあった認知症についての経験や以前から持っていた考えをあらためて思い起こした感覚があります。認知症は自分の親はもちろん自分自身にもありえること、身近な人たちにも起こりえることだということもあらためて感じました。
また、今後の高齢化の進行を考えるとき、人と人のつながり、コミュニケーションや地域社会の重要性ということについて、認知症だけでなく子育てや日常生活全体も含めて見直す時期、つくりなおす時期だということを考えました。認知症にとって人とのつながりコミュニケーションが大切なことは、「きんさん、ぎんさん」が人と接する度合いが増えるほど明瞭になっていったという話があるように明らかなことだと思います。その際に、住み慣れた町でのつながりが大切になることを想像することは難しくないでしょう。鈴鹿市においてもこの点の取り組みが非常に重要です。しかし地域社会について、子育て、教育、環境、自治、福祉などの考えが分散してある状況になっており、これらをどう統合して整理するのかが鈴鹿市政に求められていると思います。
12日に現時点で鈴鹿市の動きを確認しました。平成20年から始まったこの制度ですが、担当課は長寿社会課となり、平成26年3月末時点で約2000人、平成26年度は上半期で約1000人の受講者があったということです。市職員対象の研修はこれまでに2回行われ、今年度は11月26日に70人を対象に行うということで、今後は在職職員対象に最低年1回の講習を行う考えであるということでした。
新規採用職員の研修について確認したところ、社会福祉の理念と現実という講習と福祉施設体験講習があるけれども、認知症サポーター講習は入っていないということでしたので、長寿社会課と人事課それぞれと懇談し新人研修に組み入れることを検討してはどうかということを伝えました。
超高齢社会は避けられないことですので、目の前の課題に取り組むことはもちろんですが、将来に向けて様々な政策の場で認知症への理解が重要と考えますので、鈴鹿市で推進していく案件だと考えています。
名古屋公会堂で行われた認知症サポーター養成講座に参加しました。講師は地方議員の経験もお持ちの菅原直敏さんで、小さな会場ですが知り合いの近隣自治体議員も数名参加していました。
内容については認知症についての理解の入り口となるもので、15分間の映像のあと、講師の菅原さんの視点も含めた認知症の現状について、数値などは愛知県のものでしたが質問形式も交えながら学びました。参加しての思いですが、自分自身の中にあった認知症についての経験や以前から持っていた考えをあらためて思い起こした感覚があります。認知症は自分の親はもちろん自分自身にもありえること、身近な人たちにも起こりえることだということもあらためて感じました。
また、今後の高齢化の進行を考えるとき、人と人のつながり、コミュニケーションや地域社会の重要性ということについて、認知症だけでなく子育てや日常生活全体も含めて見直す時期、つくりなおす時期だということを考えました。認知症にとって人とのつながりコミュニケーションが大切なことは、「きんさん、ぎんさん」が人と接する度合いが増えるほど明瞭になっていったという話があるように明らかなことだと思います。その際に、住み慣れた町でのつながりが大切になることを想像することは難しくないでしょう。鈴鹿市においてもこの点の取り組みが非常に重要です。しかし地域社会について、子育て、教育、環境、自治、福祉などの考えが分散してある状況になっており、これらをどう統合して整理するのかが鈴鹿市政に求められていると思います。
12日に現時点で鈴鹿市の動きを確認しました。平成20年から始まったこの制度ですが、担当課は長寿社会課となり、平成26年3月末時点で約2000人、平成26年度は上半期で約1000人の受講者があったということです。市職員対象の研修はこれまでに2回行われ、今年度は11月26日に70人を対象に行うということで、今後は在職職員対象に最低年1回の講習を行う考えであるということでした。
新規採用職員の研修について確認したところ、社会福祉の理念と現実という講習と福祉施設体験講習があるけれども、認知症サポーター講習は入っていないということでしたので、長寿社会課と人事課それぞれと懇談し新人研修に組み入れることを検討してはどうかということを伝えました。
超高齢社会は避けられないことですので、目の前の課題に取り組むことはもちろんですが、将来に向けて様々な政策の場で認知症への理解が重要と考えますので、鈴鹿市で推進していく案件だと考えています。