鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

あいまいな領域を

2014年10月10日 16時15分01秒 | Weblog
昨夜は屋台でラーメンと餃子を一人で食べていました。そうしていると、隣の席にいた尼崎の方から声をかけられ、ひとしきり会話が盛り上がりました。

そこで昨日の都市問題会議の講演の中にあった、私的領域と公的領域の中間ということについて考えていました。屋台もそうですが、飲み屋さんのカウンター席やバルスタイルのお店は、座席ごとに明確に区切られるのではなく、隣り合う人どうしの私的領域が重なり、共有されるあいまいな領域が存在することが魅力になっていて、過去からそれを求める人が一定数以上いるのでしょう。

そう考えながら鈴鹿のこと身近な白子駅前を考えると、自動車の存在が前提になったつくりになっていて、誰もが共有できるあいまいな空間が少ない、ほとんどないのではないかと思います。このような空間を意識することが、鈴鹿市の都市計画に重要と考えるところです。
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危機管理の意識

2014年10月09日 23時02分36秒 | Weblog
今日は第76回全国都市問題会議に参加のため高知市にいます。

実は会議の本題や挨拶の前に、東南海・南海地震が想定されている中で、もしもの際の避難行動のあり方は説明されるかということが気になっていました。結論から言うと説明はなく通常の会議の進行で進み、挨拶の中にもそのようなことが織り込まれていませんでした。
会場には2千人以上の他市町からの人がいて、高知市の災害リスクを知っている人ばかりではないはずです。正直、すこし残念でした。
ただ、その後の高知市長の講演では防災の取り組みに関連して、南海トラフ地震の想定の話が織り込まれていましたので良かったと思います。

しかし、今回の件で私たちが考えるべきことは、自分の意識の中に危機管理意識があるかどうかだと思います。想定に対して計画を策定するだけが危機管理ではなく、日常の活動にそれぞれの人たちの危機管理意識に働きかける仕組みを組み込むことが大切でしょう。それはパニック心理のようなものにつながることではなく、「そういうことがあるのか。気をつけよう。」と頭の片隅で意識することでいいはずです。
例えば高知市で考えると、「大地震発生後約30分くらいで津波が市街地にくる、高さの予想は4.5m」ということを押さえ、「なるべく3階建て以上の堅牢な建物に避難する」ということを意識してもらえるようにするだけで、混乱がかなり抑制されるでしょう。

多くの人が会場にいますが、どこまで自分で危機管理を意識しているのか気になるところです。
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なにをすべきか

2014年10月07日 12時30分48秒 | Weblog
有名なケネディ大統領の演説の一節です。
「Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.」
よく引用される部分ですが、「country」を「community」に置き換えて、
その意味を私たちもあらためて考えることが大切だと思います。
■community(地域コミュニティ~WIKIPEDIAより)
いまの政治は前段の部分を~Ask what your local government can do for you.~として、
行政にサービスを求めることに偏りすぎてはいないでしょうか。
またcommunityとしての“ 地域 ”の力に頼りすぎてはいないでしょうか。
“ community ”は当たり前のように、空気のようにそこにあるのではなく、
それを守ろう、つなげようと考える人がいるからこそあるはずです。
だから、私たちは自分の所属する“ community ”に参画することを通して
身近な政治に意識を向けるべきなのだと思います。
それはなにも特別なことではなく、
身近で行われる祭りに毎年参加したり、お手伝いをしたりでいいはずなのです。

これは先日の秋祭りでの様子ですが、
このような場に毎年いるだけでも“ community ”への参画の一歩ではないでしょうか。
私たちそれぞれがつながり“ community ”を形成していること、
それは次の時代に向けても重要な要素だということを、
子どもたちの教育に取り入れていくことはもちろん、
私たちもできる範囲で参加していくことが大切だと思います。
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試験紙になるか?

2014年10月04日 09時01分39秒 | Weblog
若者のチャンス拡大と女性の活躍の場の拡大ということが、
国会などで政党を問わず語られていたりします。
そのことをすこし考えてみると、
来年に予定されている統一地方選挙は、
各政党の考えと実行力を見ることのできる大きな機会となりそうですね。
まずひとつめに、政党の公認、推薦などでその方向性をはっきりできるか。
次に、候補者に政党自体が若い人材を実際に送り込むか。
三つめに、政党系の候補者について女性の割合を増やすかどうか。
そして結果として、
地方議会から若い世代と女性の活躍の場を実現できるかということです。
このことは意外に注目して良い点ではないでしょうか。
改選後、各地の議会で構成を調査すると、
地方での政党の意義を問う試験紙にもなりそうな気がします。

こんなことを書いていたら
今朝の伊勢新聞紙上に亀山市議の伊藤氏が県議選に出馬の話題が。
同世代で同期になる伊藤氏には頑張ってほしいと思うところです。
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今日の別れ

2014年10月03日 23時11分40秒 | Weblog
今日は昼に告別式、夜はお通夜に参列していました。
議員としての経験も8年目となり、つくづく思うことなのですが、
告別式などを通して、議員は別れや送りの場に立ち会うことが多い立場です。
これまでも、お世話になった方、お世話になった方の身内の方、
地域の方、職員の方や身内の方、同窓生・・・など、
多くの方とお別れをしたり、多くの方の別れを目の前にしてきました。
みなさんそれぞれに辿ってきた人生をその場で感じます。
そのことを通しても、自分の内側の変化が起こっている感覚があります。

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