日本の国はここがおかしい

将来の希望を失いつつある日本。国民が安心して生活できる国になるにはどうすればいいか

エリート官僚に国を任せて安心していても、その実力は片山さつきレベル

2018-11-08 09:50:48 | 官僚
日本の政治は明治以降多くを官僚に依存してきた。つい最近までは政治家が
官僚の人事権を持たず、法律も官僚によって作られ日本の政治は実質的に
官僚によって行われてきた。

現在でも多くの権限が官僚に集中しており、法律だけでなく、省令、規則、
通達等を通じて、実質的に社会に大きな影響力を行使している。

現在の官僚制度ができた明治期、帝大を出て官僚になる人材は当時の庶民
レベルとはかけ離れたエリートであり、その能力を駆使して西洋先進国の
技術や制度を日本に導入定着させることに力を注いできた。

現在官僚が大きな権限を持ち、政治からある程度の独立性をもって機能で
きるのは、過去の実績とエリートと官僚への信頼があるからである。

しかし、官僚制度発足当時や敗戦後の復興期と比べ、現在では国民とエリ
ート官僚の能力レベルははるかに縮小している。

海外の先進国から技術や制度を導入するのではなく、自分たちで新しい技術
や制度を創造しなければならない現在では、むしる民間の方が官僚より優れ
ている分野も多い。

それにもかかわらず、官僚がすべてを統制し規制しようとしていることが
日本の技術や制度分野の遅れをもたらしている。

官僚がすでに国民からかけはなれたエリートでないことは、国会議員になっ
た官僚を見ればよくわかる。一般庶民出の議員と比較しても官僚出身の議員
が特に優れているとは思えない。

東大出のエリート官僚だった片山さつき議員を見れば、現在の官僚のレベル
が推定されるだろう。

こんな連中に大きな権力を与えているから、消費税増税のような日本を衰退
させる愚策が繰り返される。
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