前戦のフィリップアイランド、決勝朝のウォームアップ走行でハイサイドで転倒。その時にM1の
クラッチレバーにて損傷を受けた彼の左手薬指の無残な姿。
メディカルセンターへ駆け込むも、左手グローブの中の引きちぎられた指先は使いものに
ならず・・・。既にストーナーの手元へ渡ることが決まった#1。今回のセパンには、無理
を押して立つ意味も無く、彼の姿は当然ない。。。
一方、ドゥカティ。今年の冬のテストをGP11でここセパンで行っているため、現状の
GP11.1?GP11.2?との比較に興味があるとチームはコメントを出してはいるが
正直、そんなものには既に誰も興味はない。
そして、ロッシ。前戦の転倒の理由が分からない状態でのトライ。ただ、分かっている
のはプレスカンファレンスで公に述べた「僕のライディングスタイルがドゥカティのマインに合わない
のは明白ですよね。ただ、世界選手権の参戦ライダーで合う選手は皆無なわけで・・・。
ストーナーを除けばね。」との言い訳ともとれる言葉。。。
今シーズンの転倒の多さは過去最多に上る。ここセパンは昨年も勝ち、その勝因とも
言える得意の左第9コーナーでさえ予選中、転倒。これすら合わない、極限まで磨り
減らすことが出来ないダイネーゼ製バンクセンサー。
もう一人の合わないヒト。ここ数年は大人しく丸くもなり過ぎたヘイデン。
ストーナーばりのテールをスライドさせながらコーナーを抜ける技は彼も得意な筈が、ここ
最近は見ることが出来ない。
そんな、予選結果はコチラ。。。
1. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 2m 1.462s
2. Casey Stoner AUS Repsol Honda 2m 1.491s
3. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda 2m 1.666s
4. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 2m 2.100s
5. Marco Simoncelli ITA San Carlo Honda Gresini 2m 2.105s
6. Nicky Hayden USA Ducati Marlboro 2m 2.172s
7. Hiroshi Aoyama JPN San Carlo Honda Gresini 2m 2.254s
8. Alvaro Bautista ESP Rizla Suzuki 2m 2.332s
9. Valentino Rossi ITA Ducati Marlboro 2m 2.395s
10. Cal Crutchlow GBR Monster Yamaha Tech 3 2m 2.756s
11. Randy de Puniet FRA Pramac Racing 2m 2.939s
12. Loris Capirossi ITA Pramac Racing 2m 3.077s
13. Karel Abraham CZE Cardion AB Motoracing 2m 3.438s
14. Hector Barbera ESP Mapfre Aspar 2m 3.619s
15. Toni Elias ESP LCR Honda 2m 3.646s
16. Ben Spies USA Yamaha Factory Racing 2m 3.678s
17. Katsuyuki Nakasuga JPN Yamaha Factory Racing 2m 4.072s
尚、決勝の模様は「G+」で明日23日(日)13:45~18:30生放送予定です。