早速、「拾われた油彩」の額装のリフレッシュを。。。
完璧に古い塗装を剥がすことは出来なかったけど、新しく塗装(OSチーク)を掛け、蜜蝋で仕上げる。
中枠は表層のクロスのシミを何とか目立たなくして金塗もそのまま生かす。
そして、壁に掛けてみる。。。
樋口善一「八ヶ岳山麓」(F6号)。。。
油彩も含め絵画の知識などないけど、直観で「いい画」と感じれば、それで価値観は決まると思う。
因みに前回書いた「美術年鑑 評価 号6.5万-」とは、その作者の1号あたりの絵画の評価額を意味します。
これは「6号」ですから「6.5×6号」。下世話な話ですが美術年鑑上は「¥39万-」。
そんな評価額はどうでもよくて、目の前の田んぼが薄く雪で染まり、茅葺越しに連なる
雪化粧最の八ヶ岳山麓。
何気ない風景の油彩ですが、晩秋の頃かに何気なく壁に掛ければそれで良いと思う。