今津港から対岸を望む。。。
左手に「竹生島」、対岸の長浜市の後ろには「伊吹山」と綺麗に見渡せたこの日。(上手く撮れて上機嫌)
序に、直ぐ近くの「琵琶湖周航の歌資料館」に入ったところ、珍しいプランターに植えられた「ザゼンソウ」を見っけ。
「ZAZEN BOYS」の向井 秀徳は知っていても「ザゼンソウ」のことはあまり知らない土花吉。
実はここ今津は国内南限の「ザゼンソウ群落」が存在する。このことについては、土花吉の妻は知っていたらしく
折角だし観に行こうかということで少し足を延ばすことに。
新興住宅街の中の一角に竹林があり、そこに伏流水が流れ込む湿地帯に群生している「ザゼンソウ」。
「仏炎包」を背に僧侶が座禅を組む姿に見えることから「座禅草」と呼ばれる「サトイモ科」の植物。
このザゼンソウは自ら発熱することが知られ、その発熱細胞には「ミトコンドリア」が含まれていることが明らかになっている。
しかしながら、その分子メカニズムは未だに解明されておらず、その容姿と相まって謎めいた植物。
見頃は2月末の雪が少し積もった次の日。
辺り一面が雪の中、自ずから発熱し雪を溶かし顔を出したところが最も美しいらしい。
そんな、色んなことを竹林横の休憩場「ざぜん草の里」で地元の方が講義してくれました。
今から35年前、たまたま地元の中学生が理科の授業で屋外観察時に見付けたことに始まり、その後
地元を上げて、何とかこの希少な自生地を残そうと努力されていること。
たまたま訪れたのですが、色々と勉強になりましたねぃ。。。