石橋を巡る旅のなかで、最も楽しみにしていたのは、熊本県山都町にある通潤橋。
残念ながら、今回は見ることができませんでしたが、大放水で有名ですよね。
この橋は、人の通行のためではなく、谷の向こう側に水を送り込むために架けられたもの。
(写真では、左から右へ)
橋長79.64m、橋幅6.65m、橋高21.43mという威風堂々たる石橋です。
近づくにつれて、その大きさが際立ってきます。中央に見えるのは上部放水口。
上部放水口の下、窓のような部分が下部放水口。わずかに水が流れ出しています。
3本の石造りの通水管が通る水路橋。人を渡す橋ではないので欄干はありません。
橋の下を流れるのは五郎ヶ滝川。
通潤橋に水を流す水路です。
最後に訪れたのは、緑川水系の支流、八勢川に架かる下鶴眼鏡橋。
この橋も、通潤橋と同じく、東京の旧二重橋や日本橋など、
多くの石橋を架けた名工橋本勘五郎、弥熊父子が手がけたものだそうです。
欄干などに、徳利や月と太陽の透かし穴などの意匠を用いたこの眼鏡橋、
他の石橋の質実剛健さと比べるとやや異質ですが、施主の風流心が感じられます。
全国のアーチ式石橋の半数近くは熊本県にあるとも言われており、
緑川流域には、今も80基を越える石橋が残されているそうです。
また機会があれば、今回見ることができなかった橋を巡ってみたいと思います。
残念ながら、今回は見ることができませんでしたが、大放水で有名ですよね。
この橋は、人の通行のためではなく、谷の向こう側に水を送り込むために架けられたもの。
(写真では、左から右へ)
橋長79.64m、橋幅6.65m、橋高21.43mという威風堂々たる石橋です。
近づくにつれて、その大きさが際立ってきます。中央に見えるのは上部放水口。
上部放水口の下、窓のような部分が下部放水口。わずかに水が流れ出しています。
3本の石造りの通水管が通る水路橋。人を渡す橋ではないので欄干はありません。
橋の下を流れるのは五郎ヶ滝川。
通潤橋に水を流す水路です。
最後に訪れたのは、緑川水系の支流、八勢川に架かる下鶴眼鏡橋。
この橋も、通潤橋と同じく、東京の旧二重橋や日本橋など、
多くの石橋を架けた名工橋本勘五郎、弥熊父子が手がけたものだそうです。
欄干などに、徳利や月と太陽の透かし穴などの意匠を用いたこの眼鏡橋、
他の石橋の質実剛健さと比べるとやや異質ですが、施主の風流心が感じられます。
全国のアーチ式石橋の半数近くは熊本県にあるとも言われており、
緑川流域には、今も80基を越える石橋が残されているそうです。
また機会があれば、今回見ることができなかった橋を巡ってみたいと思います。