ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

石造りのダム ~ 河内貯水池

2009年10月11日 | 北九州
八幡東区から小倉北区日明港に注ぐ板櫃川(いたびつがわ)上流部を堰き止める河内ダム。
当時需要が急増していた、八幡製鉄所の工業用水を確保するために建設されたもので、
1927年に完成しました。(中央の膨らみは取水塔)


民間企業が所有するダムで、新日本製鐵株式会社が管理を行っているのだそうです。
堰堤の表面は石材で組み上げられており、石造りならではの重厚感があります。


堰堤の長さは189メートル。


取水塔には「風雨龍吟」、貯水池管理事務所には「遠想」の書が掲げられています。


ダム堰堤からの眺め。板櫃川に架かる太鼓橋が見えます。
右の写真は、堰堤から板櫃川に降りる小道。


板櫃川に下りると、「桜吊橋」なんて洒落た名前の吊り橋に出ます。


こちらは、堰堤から見えた太鼓橋。


わかりにくいですが、奥に太鼓橋、手前に桜吊橋。間に堰があります。


太鼓橋から見上げる、高さ約45メートルのダム堰堤。


落ち葉の中でなにやらカサコソ。


河内藤園の見事な藤棚を見た5月初旬以来、5ヶ月ぶりに訪ねた河内貯水池。
あの時は、こんな石造りのダムがあるなんて知らず、素通りしてました (^-^)ゞ
このあたり、紅葉の名所でもありますが、色づくのはまだまだ先のようです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする