ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

そば打ち体験と秋の味

2008年09月19日 | 日記
職場の友人に誘われて、そば打ち初体験。当然ながら、道具はすべて借りもので、
そば打ち自体も、ほとんど友人がやってくれたようなものだが、
始めて1時間もしないうちに、なんとなく、それらしいものが出来あがった。


太さにムラがあったり、ゆで方も失敗したので、
そばがブチブチ切れてしまったものの、味と香りには十分満足の初体験。


妻の実家に新鮮な秋刀魚が送られてきたので、ご相伴に与かった。
目は澄んで透明感があり、光沢のある外観。口先は黄色く尖って、背高がある。
両面に焼き色がついた秋刀魚を大皿に載せ、カボスをギュッと絞ると、
秋の風情が香ってくるよう。キーンと冷えた日本酒が、ますます旨い!


大分からのお土産、カボスそば。一口ごとに、爽やかな風味が口中に広がる。


青森の友人が送ってくれた林檎ジュース「密閉搾り」
りんご本来の甘み、酸味を活かすための製法「密閉搾り」は、「旬の林檎」と同じ。


酸化防止剤を使用しないため、甘みは濃いけれども、あくまで自然。


蕎麦を食べるのは大好きで、青森でも大いにそば三昧を楽しんだものです。
過去のブログにもアップしたそば処 けやぐ手打ちそば といち婆古石そば
そば処 高橋などは大好きで、本当によく通いました。

自分で蕎麦を打ったのは初めてですが、麺棒でそば生地を延ばすときや、
たたんだ蕎麦を蕎麦切り包丁で切るときは、結構緊張して力が入りました。
短冊状になってしまったものの、何と言ってもバリバリの打ちたて。
蕎麦の香りは十分に楽しめました。
これからも、師匠の指導の下、そば打ち修行(?)を続けたいと思います。
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香港 drop by

2008年09月15日 | 海外旅行
ホーチミンのタンソンニャット空港を離陸後3時間、青空が広がる香港国際空港に到着。
香港経由便になるのは往路と同じだが、到着が夕方になるためこの日は香港ステイ。

1998年に開港した香港国際空港は、6年の歳月と200億円の巨費を投じて建設された。
ギネスブックも、世界で「最も高価な空港」と認定していると言う。
確かに、敷地も施設も巨大、かつ各種サービスも充実しており、利便性の高い空港という印象。
私たちの飛行機が着陸した以降も、世界中からの到着便が、間断なく続いていた。

特に、英国系のキャセイ・パシフィックはこの空港をハブとして利用しており、
この航空会社の運航規模の大きさを実感させられる。また、逆に言えば、
これだけの路線の維持を可能にする香港国際空港のキャパシティの高さも特筆ものだ。

KLMオランダ航空のB-747も・・・・・。


バゲージクレームで荷物を受け取り、行き先ごとに色分けされたタクシーに乗り込む。
タクシーポートは混雑していたが、乗ってしまえばわずか5分でこの日の宿、
Novotel Citygate Hong Kong Hotelに到着。


ロビーに入り、写真右手のカウンターでチェックインの手続きを・・・・・。


エレベータに向かう途中にレストラン。ワインセラーにはぎっしりとワインが並んでいる。

                  今夜の夕食は、ここでもいいなぁ・・・・・。

部屋の窓から外を眺めると、「シティゲート」と呼ばれる一帯が見渡せる。
超高層ホテルやマンションが立ち並んで、いかにも香港らしい風景だ。


下に目を落とすと、プールで水遊びをする人やサイドのバーで寛ぐ人の姿が見える。


翌朝、再び香港国際空港。出発ゲートから離陸していく飛行機を見送る。
サイゴンの風景を満喫した私たちのサマーバケーションも、今年はこれでおしまい。
『明日からは、また日常の現実世界に戻ろう』
そう思うと、行きと同じ場所、同じ窓から見る出発機も、心なしか寂しげに見えてくる。


最初に香港を訪れたのは20年前。それが、私たちの初めての海外旅行でした。
今回は超ショートステイでしたが、当時の記憶が蘇り懐かしい思いがしました。
あの時分、国際空港として使用されていたのは、ビルの谷間を縫って着陸する、
パイロット泣かせの空港として有名だった旧香港国際空港(啓徳空港)です。
ランタオ島にある現在の空港は、旧空港とは桁違いに大きく、遥かに快適な空港
になっていました。翻って、わが国の成田や羽田の現状を省みる時、航空行政に
関する国の姿勢の違いに嘆息してしまいます。アジア地域におけるハブとしての
役割をどう考えるのか、重要な国策のひとつとして、足を地に着けた議論が必要
な時期に来ていると思います。
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ベトナムの風景 (その13) ~ 帰国

2008年09月14日 | 海外旅行
ドンコイ通り周辺では、可愛らしい小物類を扱う雑貨店が軒を並べている。
どの店もこじんまりとして間口も狭いが、整然と美しくそれらをディスプレイして、
その個性を競っている。5日間のサイゴン滞在中、私たちもたくさんの雑貨店を巡った。


何故か、日本名の店も・・・・。


滞在中に洋服をオーダーする人も多いらしい。妻も、それが楽しみだったようだ。


滞在間にゲットしたベトナム食材の山。(これでも、まだ一部です)


こんなものも・・・・。


そんなこんなで荷物はどんどん増え続け、大き目のスポーツバッグを買い足すことに・・・・。
日本出国時は半分は空っぽで出かけたスーツケースも、もちろんパンパン状態。
機内預けの重量制限(20kg)ぎりぎりで、かろうじてセーフ!


すっかり重くなった手荷物ふたつを預け、チェックインも無事終了。
香港行きのエアバスは、タンソンニャット国際空港を定刻に離陸、順調に上昇していく。


雲間からのぞくサイゴンの風景も、私たちにはこれが見納めだろう。
さようなら、サイゴン。さようなら、ベトナムの青い空。


5日間のベトナム。楽しかったサイゴン市街のぶらぶら歩きも終わりました。
ベトナムで過ごした数日間を思い浮かべながら写真を整理していると、
懐かしくて、ブログの記事もついつい長くなってしまいました。
妻は、帰国したその日から「もう一度行きたい!」と言っていますが、どうなることやら・・・・。
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ベトナムの風景 (その12) ~ サイゴン食べ歩き⑥

2008年09月13日 | 海外旅行
ベトナムでの食事は、期待に違わず美味しかった。
しかし、何と言っても、私が一番好きなのはフォー(Pho)に代表されるベトナムの麺。
こちらも春巻き同様、毎日食べたけれども全く飽きない。
それどころか、食べ終わった瞬間から、もう一杯食べたくなる。

ベトナムに到着した日の夜、夜食に立ち寄った「フォー24」という専門店。
サイゴン市内に数店舗構えるチェーン店だ。
まずは、チキン入りのフォー・ガー。もやしやミントの葉を載せると、いかにもベトナムっぽく・・・・。
あっさりしていながら、いろんなダシが絡みあってスープが旨い。


宿泊したホテルの朝食バイキングでは、ベーコンや卵などのアメリカン・ブレックファスト、
飲茶やおかゆといった中華料理、そして様々なベトナム料理と、いろんな味を楽しめた。
とりわけ、注文してから麺を茹で、ライムとグリーンペッパーを添えて
サービスしてくれる麺専門の屋台には大感激。しかも、麺の種類は日替わりだったので、
滞在した4回の朝食で、すべて異なる種類の麺を試すことができた。
最初の朝は、一般的なフォー。ダシが効いたスープにペッパーを数片落とし、ライムを搾る。
う~ん、絶妙! 旨い!


次の日は、やや太めの麺。フォーよりも少し辛めのスープだった。


3日目の朝は、ちょっと変わっていた。
麺と言うよりパスタ。こんな麺は、ガイドブックでも見かけなかったなぁ。


「超」太麺で中は空洞。マカロニそっくりの外観。


最後の朝は、平麺のフォーと違って丸麺のブン。スープかなり辛め、かつ少々癖のある味・・・・。


これは麺ではなく、中華のおかゆ。数種類の具が用意してあるので、お好みでトッピング。


麺の種類が豊富なベトナム。
日本と同じく南北に長いこの国は、大きく北部、中部、そして南部にわけられます。
好まれる麺の種類は、それぞれの地域ごとに特徴があるそうです。
ベトナムの麺料理というと、日本では「フォー」が知られていますが、
この「フォー」は、北部が本場だと言われています。
このほかにも、やや太めで丸麺の「ブン」、細い平麺の「フーティク」、
春雨のように細くて腰の強い「ミエン」などがあり、毎日食べ続けても飽きません。
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ベトナムの風景 (その11) ~ サイゴン食べ歩き⑤

2008年09月12日 | 海外旅行
サイゴン3日目の夕食は、ホテル近くの「リバティ」にて。
コース料理は、昨夜のナム・カーで堪能したので、今回はアラカルトで・・・・。
最初は、やはり生春巻きからスタート。
これ、これ! やはり自分で巻くよりも、この状態で出てきてほしいなぁ。


定番の蓮の茎のサラダだけど、やはり店ごとに個性がある。
甘みと酸味が程よく、シャキッとした食感もいい感じ。


「海老ちくわ」を頼むと、こんな一皿とライスペーパーのセットが・・・・。


またもや、「手巻き」の生春巻きだったとは・・・・。
堅いライスペーパーはもうコリゴリ!・・・・でも、さすがに今回は大丈夫だった。


蟹と卵の炒めもの。
中華料理でよくある、卵白を泡立てたような料理かと思ったら、全然違った。
まぁ、これはこれで旨い。それにしても、凄いボリュームだ。


上の写真とそっくりだが、こちらは蓮の実のチャーハン。
お腹いっぱいながらも、美味しかったのでしっかり完食。


「リバティ」は、ちょっと派手めのこんな外観。遠くからも目につく。


メニューには日本語表記もあったので頼みやすかったのですが、
3枚目の料理の名前は、「えびちくわ」ではなく「えびさくわ」と記載されていたんです。
そんな料理もあるのかなぁと疑いもせず、"Ebi-Sakuwa" と注文したところ、
ウェイターは、しっかり"Yes,sir. Ebi-Chikuwa・・・・" と復唱していました。
ひらがなの「ち」と「さ」・・・・、外国人には似ているように見えるんでしょうね。
想像力が足りませんでした。
そう言えば、籐の工芸品を扱う店では、「藤ヤコ」と書いた看板を見かけました。
「籐カゴ」と書きたかったんでしょうね、きっと。
コメント (2)
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