カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

タネツケバナ咲く田圃

2008-04-03 | 町田の谷戸
 雑木林から集めてきた落ち葉を、このように田圃に山にして置いてあるのをよく見かけます。春に田起こしをするときに、葉を土のなかに鋤きこんで肥料にするのです。山の周りに白く咲いているのはタネツケバナです。
ここは元々は田圃だったところですが、長いこと耕作されておらず草が茫々と繁っていましたが、数年前に地元の方が田圃に復元しました。

 そろそろ、サシバ(タカの仲間)が南の国から渡ってくる時期になりました。しかし、サシバの個体数はかなり減っていると言われており、町田の谷戸でも10年ほど前からは見られることが少なくなってきました。サシバが冬を越す東南アジアの国々の自然環境が、開発によって大きく損なわれており、そのことがサシバの減少に影響していると考えられています。

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芽吹きの雑木林

2008-04-03 | 町田の谷戸
 雑木林の季節も着実に進んで、芽吹き始めた木が少しずつ目立ってきました。木の種類によって、芽吹きの時期は随分異なり、雑木林の主役のコナラやクヌギはまだ眠っていますが、もう一方の主役級のイヌシデやミズキの芽吹きは始まっています。
 これからの植物の歩みは早いので、毎週訪れる毎に大きな変化が待っているので楽しみです。
コメント (2)
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