カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

アサギマダラ②

2008-07-26 | あちこち
 この場所には、この植物はせいぜい10株ほどしかなかったようですが、順繰りに花をわたってゆきいつまでも蜜を吸い続けていました。翅がまったく傷んでいないことから、羽化してそれほど経っていないと思われるのですが、さてどうでしょう。
 左側の翅の一部に空色の部分が写っていて、右側の翅も同じ場所が空色になっているはずですが、白くとんでしまったようで残念です。この水色(浅葱色)と茶色の翅とのコントラストがこの蝶をなんとも優雅に美しく見せている秘密です。
 アサギマダラは長距離の渡りをする蝶として有名で、毎年研究者などによって、この蝶を捕獲して翅にマーキングしてから放蝶し、再度捕獲した地点から渡りのルートや距離などを調べるという調査がされています。それによると1000キロ以上も移動する個体もあるとのことです。
コメント (2)
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アサギマダラ

2008-07-26 | あちこち
 今日は自宅から自転車で7,8分ほどの所にある等々力緑地に蓮の花を撮りに行き、撮り終えて帰ろうというときに、このアサギマダラに出くわした。アサギマダラは、私が使っている山と渓谷社の図鑑では照葉樹林の蝶に分類されていますが、私のなかのイメージは高原の蝶、山にいる蝶という感じです。これまでに会ったのは多くがこうした場所であるからです。最初にこの蝶に会ったのは20代の後半で、SLで有名な大井川鉄道の青部というところででしたが、世の中にこんなに美しい蝶がいるのかという思いでした。その時の印象は強烈に焼きついています。しかし、この蝶、ときどきひょんな所に現れることがあって、町田の大学構内を優雅に飛んでいるのを見たことがあります。
 私が撮影しているのを見てやってきた方は、ここの常連さんらしく毎年この花が咲く頃になると1,2頭やってくるとの話でした。写真の花は見たことがない花で、恐らく外来植物だと思うのですが。

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