あまりにも遠かったので、少しトリミングして大きくしましたが、それでもこの程度にしかなりませんでした(300ミリレンズで)。流線型のスマートな体形でいかにも軽々と飛んでいます。下は大きな池で、魚を探して偵察飛行をしています。体はほとんど白一色ですが、翼は薄いグレー、頭のてっぺんは黒く黒いベレー帽をかぶっているようです。
今日、夏休みをとったら珍しく少し涼しいので、また近くの等々力緑地に行ってみた。目的の一つはコアジサシの飛翔を撮ってみたかったである。ところが、先日は10羽以上いたのに1羽しかおらず、その1羽もまもなく多摩川方向へ飛び去ったので、満足な写真は撮れなかった。
というわけで、蓮がある池の方に戻ると樹液を出しているクヌギの木になんとアカホシゴマダラがおり、木の上の方には別の見慣れぬ蝶もいて、それはコムラサキだった。どちらも私が初めて見る蝶で、いつも行っている自然度の高い町田の谷戸ではなく、都会の真っ只中、周囲がコンクリートに囲まれているような場所で見るとは・・・。もっとも図鑑によるとコムラサキは柳を食樹としているので、平地の街中でも見られることがある、とあった。また、アカホシゴマダラは最近急に東京、神奈川で増えている蝶で、私の知り合いの写真仲間の多くはすでに目撃しておられるから驚くことはないのだが、やはり、こんな所でという思いはある。この蝶は、飼っていた蝶を放したのが、広がってしまったと言われており、しかも中国原産種であるので、本来棲息しない種が定着してしまった悪しき事例の一つである(奄美大島に棲息するアカホシゴマダラは別の亜種とのこと)。
というわけで、蓮がある池の方に戻ると樹液を出しているクヌギの木になんとアカホシゴマダラがおり、木の上の方には別の見慣れぬ蝶もいて、それはコムラサキだった。どちらも私が初めて見る蝶で、いつも行っている自然度の高い町田の谷戸ではなく、都会の真っ只中、周囲がコンクリートに囲まれているような場所で見るとは・・・。もっとも図鑑によるとコムラサキは柳を食樹としているので、平地の街中でも見られることがある、とあった。また、アカホシゴマダラは最近急に東京、神奈川で増えている蝶で、私の知り合いの写真仲間の多くはすでに目撃しておられるから驚くことはないのだが、やはり、こんな所でという思いはある。この蝶は、飼っていた蝶を放したのが、広がってしまったと言われており、しかも中国原産種であるので、本来棲息しない種が定着してしまった悪しき事例の一つである(奄美大島に棲息するアカホシゴマダラは別の亜種とのこと)。
先日コシアキトンボを見たことを書きましたが、これがそのコシアキトンボです。胴体の中央部と顔の一部が白くて、分かりやすい特徴があるので覚えやすいですね。蓮の花を撮影した等々力緑地の池で蓮の葉の上に止まったところを撮影。この池では他にショウジョウトンボという全身が赤いトンボやモノサシトンボがいました。
等々力緑地には、この池のすぐ隣に大きな池があって釣堀になっていますが、ここではコアジサシ、ツバメ、カイツブリ、カルガモ、カワウなどを見ることができました。コアジサシは、夏に日本で営巣、繁殖する水辺の鳥で、私が若い頃(30年あまり昔)多摩川によく通っていたころは沢山いたものですが、営巣地の減少のために個体数を大きく減らし、現在は絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。この場所では10羽ほどが池の魚を狙って飛び交っていて、ときどき羽をひるがえして水面に向かって急降下していました。
等々力緑地には、この池のすぐ隣に大きな池があって釣堀になっていますが、ここではコアジサシ、ツバメ、カイツブリ、カルガモ、カワウなどを見ることができました。コアジサシは、夏に日本で営巣、繁殖する水辺の鳥で、私が若い頃(30年あまり昔)多摩川によく通っていたころは沢山いたものですが、営巣地の減少のために個体数を大きく減らし、現在は絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。この場所では10羽ほどが池の魚を狙って飛び交っていて、ときどき羽をひるがえして水面に向かって急降下していました。