カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

畠山記念館の庭園

2011-02-20 | 美術
 畠山記念館に行ったのは今回が初めてで、五反田駅から歩いて10分程。庭園には樹齢100年を越す大きな木がたくさんありました。
 「生誕250年酒井抱一」というわりには抱一の作品はそれほど多くはなく尾形乾山の陶磁器などが多数展示されていました。抱一の作品では「十二ヶ月花鳥図」がよかったですが、描かれている花や鳥の種類を確かめる楽しみもあります。しかし、鳥では一つだけ何を描いたのかわからないものがありました。実際の鳥を忠実に描いているとは限らないので、どう見てもそんな鳥はいないということになってしまいます。
 同時代の画家を調べてみると、浮世絵では北斎や歌麿がほぼ同じ世代。西洋音楽の作曲家ではモーツァルトがほぼ同じ頃に生まれていて、ベートーベンの没年(1827年)の翌年に亡くなっています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒井抱一生誕250年展

2011-02-20 | 美術
 今年は酒井抱一が生まれて250年ということで、東京では二つの展覧会が開催されているので見てきました。一つは「琳派芸術」展(出光美術館)、もう一つが「生誕250年酒井抱一」展(畠山記念館)。
 「琳派芸術」展の方が規模が大きく見応えがあって、「風神雷神図屏風」や「紅白梅図屏風」の他、比較的見る機会の少ない抱一の弟子となった鈴木其一の作品も。私のパソコンのデスクトップの壁紙にしている抱一の最高傑作「夏秋草図屏風」の草稿が見られたのは思いがけない収穫でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする