カメラとともに自然を友に

川崎市、横浜市、東京都を中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と草花に惹かれています。

黒ラブ君

2011-10-28 | 音楽
 昨日は多摩川台公園に行きましたが、モズの高鳴きを聞いた他は目新しいことはなく、ほとんどシャッターを押すこともありませんでしたが、黒のラブラドールがいたので撮らせてもらいました。濃いオレンジ色の首輪がお似合いです。顔つきから男の子かなと思いましたが、どちらかな?
 先日買ってきたCDから今晩はブレンデルが弾くシューベルトのピアノソナタ第21番を聴きました。シューベルトの最後の3つのピアノソナタの内、この曲以外はすべてブレンデルの演奏で聴いていて、この曲だけをポリーニ盤で聴いていましたので、ブレンデルがどんな演奏をしているか興味津々でした。聴いてみて、あれっ、と思ったのは、どうも演奏している楽譜が少し違うらしいということで、聴こえてくる音楽が違う部分があり、ライナーノートの演奏時間を確かめると第1楽章の演奏時間がポリーニ盤よりだいぶ短いのでした。演奏自体についてはポリーニと比べるとより陰影の深い表現とシューベルトの時代の空気が薫ってくるように感じられるところもあって、ブレンデルの方が奥が深い印象です。それにしてもシューベルトの最後の3つのピアノソナタはいいですね。ショパンのピアノ曲も好きですが、やはり、私にはシューベルトの方がぴったりと気持ちに寄り添ってくる音楽です。
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ショパンのバラードなど

2011-10-28 | 音楽
 CDプレーヤーを買い換えてだいぶ音が変わり、これまで聴いてきたCDの音が鮮度の高い音になったように感じます。例えてみれば収穫してから数日経った野菜と朝獲りの新鮮野菜との違いのような感じで、それならと新しいCDも聴いてみたくなり何枚か買ってきました。
 早速聴いてみたのはツィメルマンのピアノによるショパンのバラード。ツィメルマンの演奏はFMなどでは聴いたことがあるかもしれませんが、CDで聴くのは初めて。ツィメルマンのピアノの音はすごく透き通って磨きに磨かれた音という感じで、細部まで神経が行き届いた演奏です。ただ、録音のせいなのかツィメルマンが意図した演奏によるものかわかりませんが、少し低音の響きが薄い感じがしました。もっとも私の再生装置は少し低音が薄い傾向があるので、その影響もあるのかもしれません。バラードの第2番と第3番は初めて聴く曲のようなので、もう少し聴き込む必要があります。次ぎに聴いたのはバッハのブランデンブルク協奏曲から第1番をムジカ・アンティカ・ケルンによる演奏で。これまで聴いてきたのはリヒター盤とレオンハルト盤で、レオンハルト盤は古楽器による演奏を聴いてみたいと思い買ったのですが、私にはどうもぴんとこない演奏でした。ムジカ・アンティカ・ケルンは古楽器を使用していますが、演奏はとても活き活きとしていて、リヒター盤とはまた違った魅力をもつ演奏になっています。新しいCDプレーヤーは古楽器のような繊細な響きの楽器の再生では一層その能力を発揮するようで、微妙なニュアンスをよく伝えてくれます。
 写真は新宿ニコンサロンが入っているビルからスカイツリーを撮影。

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