花盛りだったもうひとつの花はミゾソバ(タデ科)でした。大きな群落を作ることが多く、ここも一面ミゾソバで埋め尽くされていました。気温が高ければ群落の上をチョウが舞っているところですが、この時は気温が低いため姿は見られませんでした。
野の花ではヤマホトトギスはすでに終わっていて種になっていましたが、キバナアキギリ(シソ科)が花盛りでした。淡い黄色の花に派手さはなくいかにも野草という感じがします。夏の暑さがすっかり去ってから咲き始めるので、この花の撮影で暑かった覚えがなく私のなかでは秋の花というイメージが強い花です。