カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

実物大の縫いぐるみ

2012-01-17 | 音楽
 ロバさんが日向ぼっこをしてとても気持ちよさそう。馬と比べるとロバの毛足は長く、ふわふわした感じで、実物大の縫いぐるみのよう。夢見ヶ崎動物公園で。
 先日はベートーベンのバイオリン協奏曲を聴いたので、その後、この曲と双璧をなすブラームスのバイオリン協奏曲も聴きたくなり、ベートーベンと同じくオイストラッフが演奏するCDで聴きました。オイストラッフはセルの指揮のもとでも録音していますが、この日聴いたのはクレンペラーが指揮をしたもので、オイストラッフのバイオリンはもちろんのこと、クレンペラーの指揮ぶりも素晴らしい。クレンペラーのCDはこれ以外に1枚も持っていませんが、少しクレンペラーのCDが聴きたくなりました。ブラームスのバイオリン協奏曲を聴いたところで、ここ2、3年かけていなかった同じ作曲家によるダブルコンチェルトが聴きたくなり、昨夜聴きました。バイオリンはオイストラッフ、チェロがロストロポーヴィッチ、指揮はセルというこの曲の定番となったCD。ブラームスの作曲ですから充実した内容を持つ曲であることは確かですが、こうしてベートーベン、ブラームスのバイオリン協奏曲と続けて聴いた耳でこの曲を聴くとやはり、少し落ちるという印象が否めません。曲の長さも2つのバイオリン協奏曲がいずれも40分を優に超える大曲であるのと比べると35分に満たない長さ。特に第3楽章などブラームスだからこそ、もう少し楽想を展開して大団円のフィナーレを期待してしまいます。

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