カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

砧公園

2016-03-16 | 砧公園
 久しぶりに砧公園へ。前回行ったときにいたのとほぼ同じ場所でイカルを見ることができ、シメやカワラヒワの群れも一緒になっていました。というよりもシメやカワラヒワの群れにイカルも数羽混ざっていたという方が正確でしょう。いずれの鳥もとても警戒心が強いので撮影は諦めましたが、シメが飛んで行った方を双眼鏡で見ると視野の中に大きな木の幹にいるアオゲラの雄が入りました。アオゲラの姿を見たのも久しぶりのことで砧公園まで足を延ばしたかいがありました。
 美術館の近くに行くとエナガの鳴き声が聞こえ、姿を探すとケヤキの枝に吊り下がっている枯葉を盛んに突いていて、どうやら枯葉の間にクモの巣があって糸を採取しようとしている様子でした。1羽が枯葉から離れるとそばにいたもう1羽が同じように枯葉を突き始めました。その後、2羽は揃って飛んで行きましたが、後を追ってゆくと桜の木の枝が股になっている所に巣を造っている途中でした。まだ造り始めたばかりのようで、まだだいぶ時間がかかりそうでした。これまでの観察ではエナガの営巣木は針葉樹ばかりで、桜の木というのは初めてです。この公園もカラスが多いですからうまく巣立ちまでゆくか心配ですが。
 鳥の写真はチャンスがなかったので、花の写真を撮って帰りました。
 ホトケノザとジンチョウゲ。ジンチョウゲはよい香りに包まれながらの撮影でした。
 
 

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