カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

洗足池公園

2022-10-26 | 洗足池公園
 葉の上で休むルリタテハとキタテハ。
 
 
 池に目をやれば、まだ少ないながらもオナガガモを認めることができた。
 こちらは雌だろうか。
 
 まだ完全に雄の模様になっていないエクリプスの雄のオナガガモ。
 
 
 昨日はふとドボルザークのチェロ協奏曲のフレーズが頭をよぎったので、夜にこの曲のCDをかけた。持っているCDはフルニエ盤、デュ・プレ盤、ロストロポーヴィチ盤(小沢征爾指揮)の3枚でフルニエは、レコードの時代から聴いているもので、最も耳に馴染んでいるためか、このCDで聴くことが多い。1962年録音なのでちょうど60年前の録音だが、この時期の録音にしてはかなり音質はよいように思う。オーケストラはベルリン・フィルで、1962年というとフルトヴェングラーが亡くなってからまだ8年しかたっていないので、フルトヴェングラーの元で演奏していた楽団員がまだたくさんいただろう。さらに言えば、ナチス・ドイツの時代にヒトラーの前で演奏していた楽団員も少なからずいたのではないかと思われる。ちなみにフルニエはフランス人だから、ナチス・ドイツの占領下にいたという背景がある。10年ほど前にドイツ旅行をしたときに1日だけベルリン観光をしたことがあるが、録音された1962年当時のベルリンの町はどんな風だったのだろうか。戦後の廃墟はとっくになくなっていただろうが、現在とは町の様子が随分違っていただろうと想像する。

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