カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

せせらぎ公園のシロハラ③

2012-02-13 | 多摩川台公園とその近隣公園
 ミミズを捕まえたシロハラは、なぜかこの場所に運んでから飲み込みました。残念ながらピント合わせが間に合わず食べるところを撮ることはできませんでした。とても暗かったので感度を1600に上げて撮っているため、さすがに画面が荒れています。金環食のように目の周りがぐるっと金色になっているのが特徴的です。この日は、100メートルほど離れた所でもシロハラを撮ることができ、両者を比べてみると体の模様の違いから別の個体であることがわかりました。
 昨夜は先日買ってきたばかりのCDからラトルの指揮するブラームスの交響曲全集から第2番を聴きました。ラトルのCDはブラームスのピアノ協奏曲第1番が初めてで、まだ2枚目。ピアノ協奏曲はツィメルマンのピアノでしたが、ピアノもオーケストラも大変な熱演で、この1年間ほどの間に買ったCDのなかでもっとも感銘を受けたCDのひとつでした。録音も新しいので音もとても新鮮。このCDでとても感心したので、ラトルの演奏をもっと聴きたくなりました。第2番はこれまでベーム盤(1956年録音)とクライバー盤(1988年録音)で聴いてきましたが、どちらも素晴らしい演奏ではありますが、録音があまりよくありません。クライバー盤は新しい録音のわりに海賊版のようなCDなので、音質がやや不鮮明。ラトルのこのCDは2008年録音と最新録音なので音質は万全です。演奏はブラームスの「田園」交響曲とも呼ばれる、この曲の明るく牧歌的な側面が前面に出ている印象で、絹糸のようなきめ細やかなオーケストラ(ベルリンフィル)の響きが一層この印象を強くしています。一方ではブラームス特有の重々しさのようなものは少し後退している感じもしましたが、これは録音のせいもあるのでしょうか。まだ一度聴いただけなので、しばらく聴いていないクライバー盤をかけてみて、あらためて両者を比較したいと思います。
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