カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

せせらぎ公園のシロハラ②

2012-02-12 | 多摩川台公園とその近隣公園
 盛んに落葉をひっくり返したシロハラが5センチ程のミミズを見つけて食べるところも見ることができました。明るいところには決して出ようとしないシロハラです。
 昨夜は最近買ってきたCDからベートーヴェンを2曲聴きました。ミケランジェリが弾くピアノ協奏曲第1番とリヒテルによるピアノソナタ第7番で、協奏曲の方の指揮はジュリーニ。ミケランジェリは昨年から今年になって買ったショパンやシューマンの演奏でとても感心したので、もっと聴きたくなり選んだのでした。ミケランジェリのピアノはここでも磨き込まれた鋼の球のような響きが印象的で、この曲の優れた演奏のひとつと言えそうですが、私が期待しすぎていたせいもあるのかもしれませんが、これまで私が聴いてきたバックハウスやグルダ、ブレンデルの演奏と比べて突出した魅力をもっているとまでは言えない感じがします。
 リヒテルの方はレコードではバッハの平均律やシューベルトのピアノソナタなど何枚か持っていましたが、CDは初めて。演奏が始まるとこの曲からほとばしる詩情、音楽の彫りの深さに引き込まれました。リヒテルは1915年生まれですが録音されたのは1976年ですから、脂ののりきった頃の録音と言えるでしょう。ちなみにミケランジェリは1920年生まれとほぼ同じ世代のピアニスト。私が持っているピアニストのCDで多いのは、生年順に挙げるとグルダ(1930年)、ブレンデル(1931年)、アルヘリッチ(1941年)、ポリーニ(1942年)で、以上に挙げたピアニストで現役で活動しているのはいまやアルヘリッチとポリーニだけとなってしまいました。それはともかくとして、リヒテルのこのCDには他にシューベルトのソナタやシューマンの幻想曲なども入っているので、これからじっくりと聴いてゆこうと思います。

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