カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

アブラゼミの羽化

2013-08-09 | あちこち
 先月30日にアブラゼミの羽化を撮影し、ブログに載せようと思っていた矢先にパソコンが故障して載せることができなかった写真をやっとご覧いただけるようになりました。
 見つけたのは19:30頃で急いでカメラを準備。ニコンD300に85㎜マクロレンズを装着。内臓ストロボで撮ったが、このカメラでのストロボ撮影はしたことがなくぶっつけ本番の撮影。
 幼虫は羽化をする場所を探して歩いていたが、足を滑らせて地面に落ちてしまったので、また木に戻してやった。ようやく場所を決めたらしく止まって動かなくなった。最初の一枚は19:58に撮影。前後して雨がぱらつきだしたので羽化がどうなるのか心配したが、止まった場所は多少の雨ならば雨だれが当たらない場所なので少し安心。
 

 20分程羽化を始めるのを待ったが、変化がないので部屋に戻り30分程して様子を見にゆくとすでに半分近く体が出ていたので急いで撮った。20:48撮影。
 

 完全に体が出て体の向きをかえ落ち着くまでは少し時間がかかり、この状態になったのが21:13。
  

 そこからの変化は早く5分程でここまで翅が伸びた。
 

 21:21すっかり翅がのびた。白い翅に浮き出た淡い緑色の支脈が美しく妖精のようだ。
 

 翅が屋根型に変わっていつも見るセミの姿になったのが21:44で、翅が伸びきってから20分余りかかった。
 

 ストロボを使わず自然光でも撮ってみた。ホワイトバランスをオートに設定して撮ったがまあまあというところか。
 翌朝、様子を見にゆくとセミの姿はなく抜け殻だけが残っていた。
 
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多摩川台公園

2013-08-08 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日は予報で暑くなると言っていたので早めに出かけたが、8時頃には陽射しが強くなり日陰を求めて歩いた。暑さのためか蝶の姿も少なかった。
 8時近くになるというのにセミの幼虫が歩いていて近くには蟻もいたので近くの桜の木の幹に止まらせた。しかし、動きが緩慢ですぐに地面に落ちてしまい、どこか具合が悪いようだった。残念だが鳥か蟻に見つかって食べられてしまうのも時間の問題だろうと思った。




 この後、ミンミンゼミが枝に止まっているところを見つけ撮ろうとすると飛び立って、何を思ったのか私の右腕に止まったのでびっくりした。久しぶりにミンミンゼミを手にとってみようと左手を動かすと逃げてしまった。結局、写真も撮れず、手にすることもできなかったが、ミンミンゼミの顔は間近に見ることができた。
 ハグロトンボがいつもいる所には数匹の姿があった。何枚か撮った中に翅の脈の模様がよく見えるものがあった。


 湿生植物の池にはショウジョウトンボなどがいるはずだったが、日陰がないので行く気になれず帰途に就いた。
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アブラゼミの羽化

2013-08-05 | あちこち
 前回のブログの更新後、パソコンが壊れてしまいその後の更新ができなくなった。買ってから5年経っていたが、すでに2年前に修理期間が終わっているので修理はできないと断られてしまった。アメリカのメーカーだが、これがアメリカ流なのか。その前に使っていたパソコンは日本の大手メーカーの物だったが、こちらは2年経たない内に2回も故障し、これに懲りてアメリカメーカーの物を選んだのだが・・・。
 写真等大事なものはバックアップしていたのだが、新しいパソコンを使えるようにするには多大なエネルギーを要する。新しいウィンドウズ8はこれまでとは大きく操作性が違うのでとても戸惑っていて使いづらい。それでもなんとか写真をパソコンに取り込めるようになったので、ブログを更新できることになった。ただ、これまでは写真のリサイズをオリンパスのソフトで行っていたが、それができなくなり別のソフトで行ったので画質が少し悪くなっているかもしれない。
 本題の写真の方は拙宅の猫額の庭で撮ったもので、実はブログ用に撮っていたものがあったのだが、その写真がただちに使えないので、その後に撮った新しい方を掲載する。セミの羽化は何度見ても感動的でがんばれと声をかけてしまう。
 コンパクトデジカメで広角接写して環境も写しこんでみた。
 自然光だけで撮ったものとストロボを発光させて撮ったものではずいぶん雰囲気が違う。自然光で撮った方は翅の透明感がでている。




 一眼レフでクローズアップを撮った。伸びきっていない翅の姿はキリスト教の宗教画に登場する天使の翼のようだ。



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たばこと塩の博物館

2013-08-02 | 美術
 7月30日に渋谷のたばこと塩の博物館に行ってきた。まもなく墨田区に移転すると知り、遠くに行ってしまう前に見ておこうという次第。
 入口近くにあったパイプを咥えた男の彫像。


 特別展は4階ということでまずは4階に上がった。もっとも今回の特別展は通常展示の拡大版といった趣きで、初めての見学となる私にはかえって好都合だった。
 昔のマッチのラベルがたくさん展示されていたが、こちらは象が描かれたラベルを集めたもの。なかなか凝ったデザインで楽しめる。


 煙草を吸っている場面が描かれた絵も展示されていた。
 煙管を咥えたミミズクがユーモラス。

 鈴木春信の浮世絵。なよっとした女性像は竹久夢二に通じている感じがする。

 獅子舞が描かれた巻物。

 見事な蒔絵の煙草盆。


 こちらは一般展示のものでなんと重さが1トン以上もある岩塩。高さは1メートル以上。白だけでなく様々な色の岩塩があった。この他、煙管、パイプなどの喫煙具なども多数展示されていた。


 1階には体重計のようなものに乗ると自分の体内の塩の重さがわかる計量器があったので、計ってみると171グラムとでた。一日に摂取する塩分は10グラム程のようだからその17倍の塩分が体内にあるということになる。水分量も表示されて34㎏と体重の約6割は水分なのだった。
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多摩川台公園と宝来公園

2013-08-01 | 多摩川台公園とその近隣公園
 今日から8月だが、今年の夏はおかしな天気になっている。異例に早く梅雨が明けて猛暑がきたと思ったら雲の多い天気が続いていて、ときどき雨がぱらつくこともある。東北はまだ梅雨が明けていないそうだが、関東南部もからっと晴れの日は少ない。おかげで猛暑は一服というところだが、湿度が高いことには閉口している。8月の天気はどうなるのだろう。
 数日前に多摩川台公園と宝来公園にでかけたが、被写体に乏しくあまりシャッターを切ることができなかった。
 地面にきれいに丸く切り取られた葉が落ちていた。大きさは1㎝足らず。ある種の昆虫が切り取ったものだろうが、実物を目にすることは少ないので記録しておいた。
 

 樹液を出しているコナラをチェックするとヒゲナガゴマフカミキリがきていた。ヒゲナガの名のとおり体長の2倍はありそうな長い触角の持ち主だ。
 
 近くにはアオカナブンらしい甲虫も樹液を舐めにきていたのでコンパクトデジカメで広角接写した。
 

 宝来公園にも寄ってみたがツマグロヒョウモンがいたものの近づくことができないうちに飛び去ってしまった。池には畔の木が映り込んで涼しげな景色をみせていた。
 
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