房総半島の真ん中にある亀山温泉。今年2月に出かけて、その泉質がとても気に入ったので、週末に(今度は1泊で)出かけてきました。
土曜日は都内から高速バスで東京湾アクアラインを経由して房総半島へ。道の駅「君津ふるさと物産館」で下車。夜のビール用に千葉県名産のピーナッツを買い込んで出発。標高282メートルの三石山(みついしやま)観音寺を目指しました。
舗装された林道を歩いていると、うっすらと汗ばむほどのポカポカ陽気。遠景には低山の連なりがみえて、半島とは思えない山深さです。
三石山観音寺は山頂にあって、本堂には大きな岩が3つのしかかっています。なかなか迫力がありました。
さらに林道を歩いて亀山温泉に下山。予約しておいたホテルに着いて、まずは温泉へ。チョコレート色の温泉は、肌にヌメヌメして、美肌湯だそうです(もっとも、紛れもない中年男の私は、美肌湯といわれても・・・)。
夕食後、テレビをみながらビールを飲んでいるうちに睡魔におそわれました。
翌朝はJR久留里線の上総亀山(かずさかめやま)駅へ。この路線はここで行き止まり。もともとは内房の木更津駅から出発して外房に抜ける予定だったそうですが、ここで終わってしまったとのこと。その中途半端さが、なんともいえません。
木更津駅に着いて、なんのあてもなしに駅前広場に出てみると、狸が逆立ちをしているユーモラスな像がありました。近くに観光案内所があったので、そのいわれをきいてみると、木更津には「しょ、しょ、しょうじょう寺、しょうじょう寺の庭は、つ、つ、月夜だ、みんな出て、来い、来い、来い、おいらの友だちゃ、ポンポコポンノポン」の歌の由来になった證誠寺(しょうじょうじ)があるとのこと。
地図をもらって、證誠寺に行ってみました。小さい素朴なお寺です。境内に入ると、狸をまつった狸塚と、童謡碑(あの歌は野口雨情作詞、中山晋平作曲だそうです)が木陰にひっそりありました。
境内に案内板があって、狸の言い伝えが書いてありました。それによると――
ある秋の晩、和尚がふと目をさますと、大小100匹ほどの狸が、おなかを叩きながら、歌ったり踊ったりしていました。これは楽しそうだと、和尚も一緒になってその輪に加わりました。次の晩も、その次の晩も、同じことが続きました。けれども4日目の晩になると、狸は現れませんでした。翌朝、和尚が境内を調べてみると、リーダーだった大狸が、おなかの皮が破れて、死んでいました。和尚は哀れに思って葬りました。(大意)
私も狸塚に手を合わせました。
土曜日は都内から高速バスで東京湾アクアラインを経由して房総半島へ。道の駅「君津ふるさと物産館」で下車。夜のビール用に千葉県名産のピーナッツを買い込んで出発。標高282メートルの三石山(みついしやま)観音寺を目指しました。
舗装された林道を歩いていると、うっすらと汗ばむほどのポカポカ陽気。遠景には低山の連なりがみえて、半島とは思えない山深さです。
三石山観音寺は山頂にあって、本堂には大きな岩が3つのしかかっています。なかなか迫力がありました。
さらに林道を歩いて亀山温泉に下山。予約しておいたホテルに着いて、まずは温泉へ。チョコレート色の温泉は、肌にヌメヌメして、美肌湯だそうです(もっとも、紛れもない中年男の私は、美肌湯といわれても・・・)。
夕食後、テレビをみながらビールを飲んでいるうちに睡魔におそわれました。
翌朝はJR久留里線の上総亀山(かずさかめやま)駅へ。この路線はここで行き止まり。もともとは内房の木更津駅から出発して外房に抜ける予定だったそうですが、ここで終わってしまったとのこと。その中途半端さが、なんともいえません。
木更津駅に着いて、なんのあてもなしに駅前広場に出てみると、狸が逆立ちをしているユーモラスな像がありました。近くに観光案内所があったので、そのいわれをきいてみると、木更津には「しょ、しょ、しょうじょう寺、しょうじょう寺の庭は、つ、つ、月夜だ、みんな出て、来い、来い、来い、おいらの友だちゃ、ポンポコポンノポン」の歌の由来になった證誠寺(しょうじょうじ)があるとのこと。
地図をもらって、證誠寺に行ってみました。小さい素朴なお寺です。境内に入ると、狸をまつった狸塚と、童謡碑(あの歌は野口雨情作詞、中山晋平作曲だそうです)が木陰にひっそりありました。
境内に案内板があって、狸の言い伝えが書いてありました。それによると――
ある秋の晩、和尚がふと目をさますと、大小100匹ほどの狸が、おなかを叩きながら、歌ったり踊ったりしていました。これは楽しそうだと、和尚も一緒になってその輪に加わりました。次の晩も、その次の晩も、同じことが続きました。けれども4日目の晩になると、狸は現れませんでした。翌朝、和尚が境内を調べてみると、リーダーだった大狸が、おなかの皮が破れて、死んでいました。和尚は哀れに思って葬りました。(大意)
私も狸塚に手を合わせました。