1月3日日曜日。近鉄南大阪線の開運号を撮影し、河堀口までやってきました。ここでもう一発と思いましたが、先客がいて、前のめりの撮り方をしていたので、危ないため開運号は断念。河堀口から周辺の各駅を歩いて回りました。
河堀口駅の前にはJR阪和線が走っています。連絡駅はなく、南へ400mほどの距離に美章園駅があります。美章園までの間の阪和線高架下はなかなか昭和のにおいがする風情でした。
美章園駅は古い高架のホームと駅舎は地上という組み合わせでこの構造も昭和風ですね。駅舎は小奇麗にはなっていますけど。走っている電車はやはり103系…こちらは近々置き換わりますが、この光景は目に焼き付けておきたいものです。
近鉄電車とJR阪和線電車が交差する美章園駅付近の光景。駅西側は阪神高速の計画があった名残で土地が空いたままとなっている。計画では阪和線と二層立ての高架になる予定だったが、阪神淡路大震災発生で耐震上の問題があるということで計画が変更されて美章園以南は阪和線単独の高架となった。
美章園から南西方向に歩いて10分少々で地下鉄谷町線文の里駅に到達。道中には昭和の風情を残す商店街がありました。
1980年11月になくなった南海平野線文の里停留場跡。大阪市内には地下鉄に置き換えられた南海の支線がいくつかありますね。天下茶屋の発展は南海にとってプラスなのかマイナスなのかよくわかりませんし、中百舌鳥での御堂筋線連絡も痛しかゆしで、泉北直通の区間急行を大増発してここへ来て対抗する形になっています。今更地下鉄と競合も何もありませんが、歴史を見ると南海と大阪市交は微妙な関係がいくつも出てきますね。
谷町線文の里駅も阪神高速松原線の下にありますが、ここは地下に改札があり、ホームはその下にあります。連絡はありませんが、写真の向こうに見える通りがあびこ筋でその下を御堂筋線が走っているため、後発の谷町線が一段低いところを走っているようです。
文の里からあびこ筋を南下して徒歩5分ほどで御堂筋線昭和町駅に到着。さすがに交通量の多いあびこ筋沿いにあるため、ここまでの各駅よりも周辺はにぎやかです。
ちなみに近鉄南大阪線開運号撮影前には駒川中野から針中野までもぶらぶらと歩いています。駒川中野は駅の目の前を南大阪線が走っていますが、ここも微妙に連絡はありません。
駒川中野からは駒川商店街を歩いて針中野へと向かいました。徒歩でおよそ10分ぐらいです。駒川商店街は結構大きい商店街でしたね。正月三箇日のため閉まっている店が多かったですけど。
針中野は高架駅でここでは撮影に来るときよく降りてますが、駅舎を撮影するのは初めてです。駅前のパチンコ屋でおっさんがケンカをしてましたが…大阪の下町ならではの光景といったところでしょうか[E:coldsweats01]