7月19日土曜日。吉野ヶ里公園でななつ星撮影後、鍋島貨物に後ろ髪をひかれながら軽く断念して、後続の普通電車で肥前山口まで移動。肥前山口からは特急かもめ17号に乗って小1時間のミニトリップで諫早へ。3連休だけにかもめも程よく席が埋まっていましたが、指定もすべて窓側を取れたし、あまり混み合っている印象はなかったです。九州特急も新幹線以外は不調なんでしょうか。翌日乗ったソニックも程よくは乗っているものの、混み合っているという印象までは受けなかったです。風光明媚な有明海の景色を見ながらのんびりした道中を過ごしました。肥前鹿島あたりまで爆走する885系白いかもめでしたが、肥前鹿島からは人…いや列車が変わったかのような走りで、非常にのんびりとした走りになりました。のんびりした走りながら途中でななつ星を追い抜きました。これを長崎線で撮るために来たので当然追い抜いてもらわなければなりません。このあたりも将来的には長崎新幹線に置き換わってしまい、3セクに転換するのでしょうが、景色を見る限りでは惜しい感じがします。同じことは3セク転換された肥薩オレンジ鉄道線内も言えます。ななつ星などを走らせるにしても景色のよいところを走らせないと価値が半減するように思います。なんでもかんでも3セクに転換してしまう今の国やJRの施策には疑問を感じるところです。
諫早からは快速シーサイドライナーで喜々津へ移動。喜々津で長崎線旧線廻りへと入ります。30分近い待ち合わせの後、出発。1駅の東園で降りて、早速お目当ての撮影地にまっしぐら。坂道を一気に駆け上がり…息が切れ切れ途中で断念しかかったものの、撮影者がいるのが見えて、なんとか踏ん張りきって撮影地に辿り着きました。息を切らしてやってきただけのことはある撮影地でした。なかなかの絶景です。風景主体の画にはなりますが、最近にはないいい画が撮れそうなところでした。天気も吉野ヶ里公園ではドン曇りでしたが、長崎では十二分に回復して暑さに参るぐらいのいい天気になってくれました。ほどなくななつ星が通過していきました。ぎりぎりセーフです。参考ですが、ななつ星通過は13時30分ごろ。長崎線普通の東園着が13時15分ですので、迷わなければ何とか間に合うレベルです。18きっぷなどで移動される方は頑張って山登りしてみてください。きっと絶景が広がるはずです。
ななつ星撮影後はななつ星の後追いのため、危ない道路の横断を経て、少し下の位置で再撮影。くれぐれも自動車には気を付けて撮影しましょう。
後続にキハ67系国鉄色がやってきました。待った甲斐はありましたが、如何せんアングルをミスった感がありますね。