今日の読売新聞に「定年制は必要か?」という特集記事がありました。
人生100年時代と言われる今、人出不足が続く中で定年制度を廃止する企業がある一方、組織を若返らせるという意味で定年制は欠かせないという意見もあると。
記事によると、日本で定年制がない企業は4%に満たないのだそうですが、アメリカでは定年制は「年齢による差別」と考えられ、法律で禁じられているのですって。
そして欧州の多くの国で廃止されており、今も維持しているのは日本や韓国など、アジアの国が中心なのだと。
そうだったのか…
ただ日本でも平均寿命の伸びもあり、明治時代の55歳から、60歳、65歳と、平均定年は引き揚げられてはいるようです。
只でさえ働きすぎる日本人は、定年という区切りを付けないと、中々仕事をやめられないのじゃないかという気もします。
定年とはおよそ関係のない老犬タロウ。
毎朝出て来るFaceBookの「過去のこの日」で、去年のタロウの写真が出て来ました。
その頃の日記を読んでみたら、犬嫌いで他の犬に向って15年間吠え続けてきたタロウが最近吠えなくなった、老齢になって鈍感力がついたのだろうかと書いていました。
ああ、そうだった。
この頃はタロウはまだ、認知症とは言われてなかったのでした。
そしてこの時一緒に写っているルイちゃんは去年16歳で亡くなり、このバギーを譲って貰ったのでした。
追いて行かないで、と思う。
私を置いて、行ってしまわないで。
自然の摂理とは分かっているのですが…

桜の下のタロウとおチビ。