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格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

小沢氏フリー記者と爆笑会見。マスコミに衝撃「何のために記者会見

2011-01-28 20:57:03 | 阿修羅

小沢氏フリー記者と爆笑会見。マスコミに衝撃「何のために記者会見するのか解らない」 ~ 小沢総理誕生の策を練る11藤島利久
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/724.html
投稿者 街カフェTV 日時 2011 年 1 月 28 日 11:13:42: FhSY.VZyAvKpM


       元記事
        ↓
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/01/post.html

小沢氏のマスコミに対する反撃が始まった。フリーランスの記者らが主催する記者会見に臨んだ小沢氏は、活き活きとして質問に答えた。

丁度30:00経った頃、衝撃が走った。柔軟な上杉隆氏の司会に促されて核心を突くやり取りが生まれたのだ。。。

―田中記者― 小沢さんにとって記者クラブメディアの新聞・テレビ・通信社はどう言う存在ですか?
―小沢氏― もぅ… あまり、記者会見する意味が無いですね。
そう答えた。。。

会場のみんながあっけに取られた。。。次の瞬間、小沢氏は大爆笑に包まれていた。。。

(当方― 前代未聞の記者会見だ。)

更に続けて、
―小沢氏― いくら言っても解ってくれないし、報道してくれない。何のために記者会見するのか解らない。
・・・素晴らしい記者会見だった。完全に勝負あった。フリー記者らの完璧なまでの勝利だった。何せ、面白かったし、内容が濃く、良く伝わっていた。これぞ報道だと思った。

そして
『この数年間のくだらない報道は、いったい何だったのか…』と感じた。同じように感じた国民は多かっただろう。

ところが、懲りないマスコミは、またも談合報道に終始した。本来であれば、この会見の記事は、

『小沢氏は、マスコミ主催の記者会見を「無意味」として否定し、「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」(仮称・日本自由報道記者クラブ協会)主催の記者会見に応じ・・・と語った。』と報じるべき。

が、しかし、マスコミ各社は、懲りずに『小沢氏は、インターネット動画番組に出演し・・・した。』などと恣意的誤報=談合報道を展開した。

私が、問題とし、「談合報道」と非難するのは、記者クラブメディア(マスコミ)の報道が、この「自由報道記者クラブ協会主催記者会見」→「インターネット動画番組」のように恣意的に偏向したうえ、一律化されているからである。外電ならまだしも、国内の会見内容が共同通信社の一報に統制されたかのように硬直化していることは、極めて重大な問題だ。

今朝、インターネットでマスコミ各社の政治欄を調べると・・・

・読売「民主党、小沢氏証人喚問拒否…与野党幹事長会談」
(これは負け惜しみか?フリーランス主催の記者会見は完全スルー。サボタージュ?)

・朝日「(小沢氏がマスコミ会見を拒否したことについて)特定のフリー記者が小沢氏の政治とカネの問題に触れなかったり、好意的だったりすることも影響している。」
(これも負け惜しみか?フリー記者を批判してどうなる?自分らが偏向・談合報道を繰返した挙句の結末だ。)

・産経「小沢氏、ネット会見で特例会見問題を説明」
(この「ネット会見」と言う表現はまだ許せるが、特例会見とは宮内庁批判のこと、今日の高知新聞もそうだったが、相も変わらず、小沢氏の剛腕を強調する偏向報道に終始。これでは何も知らない読者は、あたかも特例会見のことで記者会見を開いたかのような印象を受ける。これじゃ負けるはず。)

・毎日「民主党の小沢一郎元代表は27日、インターネット番組に出演し、強制起訴された場合の政治活動について「国民の要請に従ってやる。変わりない」と述べ、離党や議員辞職をする考えがないことを強調した。」
(インターネット番組ではない。フリーランス主催の記者会見である。)

こうした談合報道の悪影響で、日本では、大手新聞を数紙チェックするような努力家ほど(大企業の幹部や評論家などは、このパターンだろうが)、『俺は、こんなに情報を把握し、世の動向に敏感だ。』と勘違することになる。まさに「裸の王様」状態だ。国民は、インターネットで正確な情報を得ていないと、真実からドンドン離されてゆく。

そっちじゃないよ。。。こっち、こっち、早く帰っておいで、そっちは奈落の底。。。



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小沢氏フリー記者と爆笑会見。マスコミに衝撃「何のために記者会見

2011-01-28 20:53:34 | 阿修羅

小沢氏フリー記者と爆笑会見。マスコミに衝撃「何のために記者会見するのか解らない」 ~ 小沢総理誕生の策を練る11藤島利久
http://www.asyura2.com/11/senkyo105/msg/724.html
投稿者 街カフェTV 日時 2011 年 1 月 28 日 11:13:42: FhSY.VZyAvKpM


       元記事
        ↓
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/01/post.html

小沢氏のマスコミに対する反撃が始まった。フリーランスの記者らが主催する記者会見に臨んだ小沢氏は、活き活きとして質問に答えた。

丁度30:00経った頃、衝撃が走った。柔軟な上杉隆氏の司会に促されて核心を突くやり取りが生まれたのだ。。。

―田中記者― 小沢さんにとって記者クラブメディアの新聞・テレビ・通信社はどう言う存在ですか?
―小沢氏― もぅ… あまり、記者会見する意味が無いですね。
そう答えた。。。

会場のみんながあっけに取られた。。。次の瞬間、小沢氏は大爆笑に包まれていた。。。

(当方― 前代未聞の記者会見だ。)

更に続けて、
―小沢氏― いくら言っても解ってくれないし、報道してくれない。何のために記者会見するのか解らない。
・・・素晴らしい記者会見だった。完全に勝負あった。フリー記者らの完璧なまでの勝利だった。何せ、面白かったし、内容が濃く、良く伝わっていた。これぞ報道だと思った。

そして
『この数年間のくだらない報道は、いったい何だったのか…』と感じた。同じように感じた国民は多かっただろう。

ところが、懲りないマスコミは、またも談合報道に終始した。本来であれば、この会見の記事は、

『小沢氏は、マスコミ主催の記者会見を「無意味」として否定し、「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」(仮称・日本自由報道記者クラブ協会)主催の記者会見に応じ・・・と語った。』と報じるべき。

が、しかし、マスコミ各社は、懲りずに『小沢氏は、インターネット動画番組に出演し・・・した。』などと恣意的誤報=談合報道を展開した。

私が、問題とし、「談合報道」と非難するのは、記者クラブメディア(マスコミ)の報道が、この「自由報道記者クラブ協会主催記者会見」→「インターネット動画番組」のように恣意的に偏向したうえ、一律化されているからである。外電ならまだしも、国内の会見内容が共同通信社の一報に統制されたかのように硬直化していることは、極めて重大な問題だ。

今朝、インターネットでマスコミ各社の政治欄を調べると・・・

・読売「民主党、小沢氏証人喚問拒否…与野党幹事長会談」
(これは負け惜しみか?フリーランス主催の記者会見は完全スルー。サボタージュ?)

・朝日「(小沢氏がマスコミ会見を拒否したことについて)特定のフリー記者が小沢氏の政治とカネの問題に触れなかったり、好意的だったりすることも影響している。」
(これも負け惜しみか?フリー記者を批判してどうなる?自分らが偏向・談合報道を繰返した挙句の結末だ。)

・産経「小沢氏、ネット会見で特例会見問題を説明」
(この「ネット会見」と言う表現はまだ許せるが、特例会見とは宮内庁批判のこと、今日の高知新聞もそうだったが、相も変わらず、小沢氏の剛腕を強調する偏向報道に終始。これでは何も知らない読者は、あたかも特例会見のことで記者会見を開いたかのような印象を受ける。これじゃ負けるはず。)

・毎日「民主党の小沢一郎元代表は27日、インターネット番組に出演し、強制起訴された場合の政治活動について「国民の要請に従ってやる。変わりない」と述べ、離党や議員辞職をする考えがないことを強調した。」
(インターネット番組ではない。フリーランス主催の記者会見である。)

こうした談合報道の悪影響で、日本では、大手新聞を数紙チェックするような努力家ほど(大企業の幹部や評論家などは、このパターンだろうが)、『俺は、こんなに情報を把握し、世の動向に敏感だ。』と勘違することになる。まさに「裸の王様」状態だ。国民は、インターネットで正確な情報を得ていないと、真実からドンドン離されてゆく。

そっちじゃないよ。。。こっち、こっち、早く帰っておいで、そっちは奈落の底。。。



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戦争と平和

2011-01-28 20:37:27 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

戦争と平和
1月24日の『日本の独立-主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体との死闘』ベストセラー化記念講演会で講演の最後に「戦争と平和」について、触れさせていただいた。

日本の独立
著者:植草一秀
販売元:飛鳥新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


沖縄の県知事選に合わせるかのように、尖閣諸島での中国人漁船と海上保安庁巡視艦との衝突事件が発生し、国民の対中国警戒感を煽る報道が大規模に展開された。
 
 投票日直前には、韓国と北朝鮮国境付近での北朝鮮による砲撃のニュースが大々的に報じられた。
 
 浅はかな国民は、この手の出来事と、それらの出来事をセンセーショナルに煽る報道に流されて、低質のナショナリズムの火をたぎらせてしまう。
 
 こうしたものの大半は、人為的に作られたものである。
 
 戦争は国と国の間で繰り広げられる、あるいは、敵対する者の間で繰り広げられるものだと私たちは思いこんでしまうのだが、この理解は本質と離れたものだろう。
 
 戦争は、前線で命を落とすものと安全な場所で指揮し、戦争を遂行する者の間で行われるものなのだ。
 
 前線で命を落とす者に敵も味方もない。いずれもが戦争の被害者である。安全な場所で命令を下すだけで、危険な場所に身を置かない者は、敵でも味方でも、戦争の加害者に過ぎない。戦争は、この加害者と被害者との間で繰り広げられるものなのだ。
 
 戦争はなぜ行われるのか。この問いへの回答を見出すためには、戦争によって誰が利益を得ているのかを考えれば良いのだ。犯罪の捜査と同じだ。
 
 戦争は軍隊と軍事産業と金融の利益のために遂行される。軍隊は前線で危険に身を晒す者と軍隊を指揮するが危険に身を晒さない者とに峻別される。利益を得るのは、もちろん、危険に身を晒さない者だけである。
 
 巨大化した現代の産軍複合体は、定期的に戦争が発生することを必要不可欠とする。この必要性のために、定期的に戦争が準備されるのである。
 
 敵も味方も、映画の配役のようなものだ。戦争を一人で実行するわけにはいかないから、常に敵と味方が用意されるのだ。この人為的な戦争で、敵と味方の最前線の兵士と戦場の民間人が犠牲者になるのである。
 
 戦争をめぐるこの本質を把握しない限り、真の安全保障政策は得られない。日本の役割は、戦争の本質を知り、無用な戦争を排除し、無用な戦争に加担しないことである。


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逆らう政治家は、横田基地のMPがヘリコプターで宙づりにして

2011-01-28 19:04:49 | 阿修羅

逆らう政治家は、横田基地のMPがヘリコプターで宙づりにして顔を海に何回も浸ける~『泥棒国家日本と闇の権力構造』徳間書店
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/133.html
投稿者 むにゃ 日時 2010 年 6 月 08 日 16:44:08: okMc52wnlhCtY


小渕元首相を殺した犯人は誰か  
2006年8月27日(日) 
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/tsubuyaki006.html

  この項は、前項(外圧を借りた「亡国のシナリオ」)を補足する内容となっています。併せて読んでいただけば、在任中に突然死した故・小渕元首相の死因が何であったかがおわかりになると思います。
  ここで『泥棒国家日本と闇の権力構造』(中丸薫&ベンジャミン・フルフォード/徳間書店)から、非常にショッキングな内容を拾ってご紹介します。私が、「ええ~っ! アメリカさんはそこまでやるの~?」と、呆然とさせられた内容があるのです。
  それは、「東京にあるアメリカの横田基地が、日本の政府を見張る“幕府”のような存在になっている」というくだりです。この本の中に次のようなエピソードが紹介されています。情報提供者をぼかす意味からか、いくぶん表現を曖昧にしている部分もありますが、おそらくこれは事実なのでしょう。「アメリカの属国・日本」を象徴する現実です。

  日本の政治体系は「幕政」なのです。天皇が象徴としてあって、将軍に委ねられた。その将軍が、占領政策でマッカーサーになった。日本の中の基地としては、横田が象徴的です。
  いうことをきかない政治家を、たとえば竹下さん(元首相)も、お金のことでいろんなことがあったときに、MPが横田に連れていったそうです。飛行機に乗せて、太平洋の真ん中まで行って、「ここから落とす」といわれて、「イエスかノーか」と脅迫されたと聞きました。
  今だって、お金のことでいろんな問題があると、MPが連れていって、ヘリコプターで宙づりにして、顔を海に何回も浸けるそうです。そうすると、海水が入って頭がおかしくなる。これはすごく秘密の世界です。
  今、横田とか座間に米軍基地の本拠地が来ている。日本がますます危ない状況です。中国包囲網で、朝鮮問題を片づけたら、あるタイミングを見て中台戦争も起こさせようとしているから、潜水艦なども中国を取り囲む状態になっている。そうしたら日本が戦場になってしまいます。深刻な事態です。
  日本は敗戦によって、マッカーサーが幕府の将軍みたいなものになりました。アメリカが将軍になって、自民党は委任されて政治をしてきたけれども、その自民党自身が完全に取り込まれてしまっている。独自性を全くなくしてしまった状態なのです。
                 ―― 『泥棒国家日本と闇の権力構造』(徳間書店)

  いかがですか。この“現実”を信じることができますか。中丸薫さんといえば、かつてはアメリカのフォード元大統領や、ボルカー元FRB議長、およびデイビッド・ロックフェラーやビクター・ロスチャイルドといった大物とも直接会って話を聞くことができたほどの実力者なのです。この本の中にも、中丸さんがそれぞれの人物と会談している写真が載せてあります(大昔の写真ではありますが)。
  それほどの人が自らの著書で明らかにしていることですから、この「横田幕府」の話は全く根拠のないこととは思えません。とすれば、日本の首相といえども、アメリカのいうことを聞かない人物はMP(憲兵)が連れていって、ヘリコプターで吊して脅迫するようなことまでされるということです。
  現に故・竹下登元首相は横田基地のMPに連れて行かれて、飛行機に乗せられ、太平洋の真ん中まで行って、「ここから落とす」と脅迫されたことが実名で紹介されています。さらに「今だって、お金のことでいろんな問題があると、MPが連れていって、ヘリコプターで宙づりにして、顔を海に何回も浸けるそうです」とあるのは誰のことを指しているのでしょうか。
  これこそ、病名も分からないまま意識不明となって突然死した小渕元首相のことでしょう。さすがに「横田基地のMPが拉致して行って、海に顔をつけて殺した」とは書けませんので、ここは実名は伏せてあります。しかし、「顔を海に何回も浸ける」とか、「海水が入って頭がおかしくなる」といった大変具体的な表現は、まさに実際に誰かがそのようにされたことを表しています。当時の小渕首相のボディーガードも一緒に同行させられて、その様子を目撃した(させられた)のでしょう。そうすることによって、次の首相に対する“警告”の効果もあるからです。

  実は、この「小渕元首相の拉致・暗殺説」を裏づけするような書籍があるのです。
  それは、元民主党の参議院議員だった平野貞夫氏が、政界のドロドロとした裏話を綴った『亡国』(展望社)というタイトルの本です。平野貞夫氏は、2004年に政界を引退しています。
  この本を読むと、政治家というのは私たち一般人の想像をはるかに超える「ワル」であることがよくわかります。国民の財産を食い物にして生きている、まさに「魔女軍団」と言ってよいでしょう。わが国の政治にまだ夢を託す気持ちを持っている方は、是非この本を読んでいただきたいと思います。夢は破れますが、正気になれるはずです。
  それにしても、平野氏はよくここまで暴露する記事を書けたものだと、その勇気に感心しています。ただ、日本の政治をコントロールしている“アメリカの影”についてはまったく触れていませんので、やはりタブーとされる部分は避けていることがうかがえます。
  本のサブタイトルが「民衆狂乱~小泉ええじゃないか」となっていて、小泉首相が日本を亡国に追い込む張本人とされています。その小泉亡国首相誕生までのいきさつについては、前項の私の分析を裏づけするような内容になっていますので、少しご紹介します。

■憲法違反でつくられた森亡国政権
  小渕首相が病院に担ぎ込まれたときは、明らかに小渕さんの意識はなかった。ところが翌日、官房長官の青木幹雄氏が記者会見を開いた。
  「万事頼むと口頭で言われました。首相を臨時に代行いたします」
  これで青木氏はまんまと臨時の首相代理に就任することになった。後に医師団は、小渕首相は青木氏に意思を伝えるのは医学的に不可能な状態だったと証言している。
  本来なら、翌日、小渕首相の担当医師団に記者会見させ、正式な状況を国民に知らせ、それから憲法の規定に沿って収拾を図らなければならなかった。しかし、あの重大な局面にもかかわらず、医師団が正式に記者会見をしたのは1カ月後だった。
  青木官房長官が臨時首相代理になったのは、意識のない小渕首相から後事を託されたと言って嘘をついた結果だ。国民に対しての大きな欺瞞である。
  青木氏が記者会見をした同じ日に、都内のホテルに自民党の大物議員が秘かに集まった。森喜朗幹事長、野中広務副幹事長、亀井静香政調会長、村上正邦参議院議長、青木官房長官の5人組である。この5人が談合して森喜朗を総理に決めた。
  (中略)
  一国の宰相が突然倒れたときに、残された一部の政治家の談合によって後継者が決められるなんて、こんな恐ろしいことが罷り通っていいはずはない。
  私はこの暴挙に対して、「一種のクーデターだ!」と糾弾した。
  こんなことが許されるなら、例えば、元気な首相を拉致して病院に連れ込み、監禁した挙げ句「重病」と発表し、首相の意向で臨時に首相代理をつとめることになったと宣言することもできる。都合のいい新首相を決め、傀儡政権をつくって権力奪還をすることは難しいことではない。小渕首相の場合も、医師の診断書すらないままそれが実行されたのだから、まことに恐ろしい。
  実際私は予算委員会で同様の発言をして青木氏に噛みついたのだが、青木氏は「総理を拉致したなどとはもってのほかの発言。取り消してください」と言った。こんなやりとりの後で、会議録から削除されてしまった。
  後世に残る公的な証拠を消されてしまった。私は腹に据えかねて、3回にわたって公式会議で発言したため、自民党、公明党、保守党の3党による懲罰動議が出された。
 「ああ、こういう議会政治の精神に無知な政治家たちによって日本は滅ぼされるのか」
  私は、心のうちで呟いた。
  結果として、こういうことでもなければ絶対総理にはなれなかった森氏が総理になった。一国の総理には絶対なってはいけない人物だ。森首相の出現が、亡国の小泉首相を誘導した。
                  ―― 『亡国』 平野貞夫・著/展望社  2005年11月刊

  平野氏が予算委員会などの公式の場で「首相が拉致された」という比喩を何度も使ったことには意味があると思うのです。普通なら考えつかないような奇想天外な例えになっているからです。これは小渕氏が重態となって病院に担ぎこまれた原因が、決して病気ではなかったことを平野氏がうすうす知っていたからではないかと思われます。
  もちろん青木氏はその重態の原因がただならぬものであるため、その後の首相選びの方法も憲法に違反するような不自然な内容になったのでしょう。呼び集められた5人の実力者がそのことに反発しなかった(できなかった)ことにも、見えない大きな力が働いていたと考えられます。つまり、私が申し上げた「アメリカの意志」です。
  小泉首相誕生のイントロとして、首相など務まるはずのない森氏を首相として祭り上げ、マスコミによって徹底的に人気を落とした後で、小泉「改革派」首相がさっそうと登場するというシナリオができあがっていたのでしょう。
  さて、その結果、日本の政治はどう変わったのでしょうか。平野氏は次のように分析しています。

  (小泉首相は)《自民党をぶっ壊す》のキャッチフレーズで世論の支持を背景に政権を維持してきたが、自民党は壊れずに、ますます巨大権力に膨れあがった。確かに、小泉氏の力で一部の利権政治家は力を失ったが、その代わり、別な怪物が力を蓄え、国をしゃぶり尽くそうとしている。例えばアメリカ的市場原理の導入。日本の文化や人間性の破壊といった政治手法だ。見方を変えれば、1つの悪が1つの悪を駆逐しただけのことだ。これは亡国のデザインの色合いが変わっただけということになる。
                              ―― 『亡国』 平野貞夫・著/展望社

  また、この本の中の圧巻は、現衆議院議長・河野洋平氏の父親である故・河野一郎氏が、議員時代に蓄財した金額が100億円を超えていたというくだりです。その部分を少し拾ってみましょう。

  表に出ているものでも、何十もの不動産がある。個人邸宅だけでも11軒あり、いずれも半端ではない億単位の豪邸である。他に土地がある。有名なものでも、那須、富士、筑波、霞が浦、淡路島だが、いずれも数万坪から数十万坪という広大な土地である。
  さらに系列会社が当時13社あった。いずれもいわく付きのトンネル会社であるが、いずれも黒字会社である。また、河野氏の馬好きは有名で、名競走馬を数十頭抱えていた。他に、美術品、骨董の類にも目がなかった。欲しいと思えば、我慢できずに手に入れたという。そのたびに、氏の利権に群がる企業家たちは、河野氏のおねだりに金を出させられたと聞く。こうして集められた美術品、骨董の類は、いずれも名品で、正式な鑑定結果を聞いたわけではないが、十億は下らないのではないかと言われている。‥‥
                              ―― 『亡国』 平野貞夫・著/展望社

  ‥‥と、まだまだ続きます。その他、政治家の悪事の数々がてんこ盛りの“素晴らしい”本です。この国の「亡国」が近づいているのを実感できます。
  もろちん、小泉純一郎首相でなくとも、アメリカの横田基地からMP(憲兵)が自分を拘束しにくるかも知れないと考えれば、アメリカの言うことに逆らうことはできないでしょう。「靖国神社に参拝することを公約せよ」「竹中平蔵を財務大臣にせよ」「郵政を民営化せよ」といった注文には、ただただ従うしかないのかも知れません。少なくとも自分の命(政治生命であれ、肉体生命であれ)が惜しい人間であれば‥‥。
  アメリカの意志に逆らって命(政治生命または肉体生命)を失ったと思われる政治家は、田中角栄元首相(ロッキードスキャンダルのあと病死)を皮切りに、大平正芳元首相(病死)、中川一郎氏(自殺)、安倍晋太郎氏(病死)、梶山静六氏(病死)、そして竹下登氏(リクルートスキャンダルのあと病死)、小渕恵三氏(病死)などではないかと思っています。実際にMPに拉致されたのは竹下登元首相と小渕恵三元首相。拉致されて殺害されるという仕打ちを受けたのは小渕元首相だけでしょう。
  「怖い話」でもあり、「情けない話」でもありますが、できるだけ多くの国民がこのようなわが国の現実を知ることが、国の力を回復することにつながるのです。



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『日本の独立』を実現するために

2011-01-28 06:20:05 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

『日本の独立』を実現するために
ウィキリークスが米国による小沢-鳩山ラインへの攻撃、菅-岡田体制への移行誘導の意思を示す情報を暴露して波紋を広げている。
 
 1月20日付中日新聞「こちら特報部」が取り上げて一気に広がりを示しているが、元外交官の孫崎享氏がはるかに早い段階でツウィートして、ネットでは情報がすでに拡散していた。
 
 私も本ブログで、昨年12月に米国が小沢氏の訪米を打診した段階で、小沢-鳩山ラインが米国の指令に従うのかどうかの瀬踏みをしたこと、小沢氏があくまで日本の主張を貫く姿勢を示したため、米国が鳩山‐小沢ラインつぶし、菅-岡田ラインによるクーデターを裏で操ったことを記述してきた。
 
 拙著『日本の独立-主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体との死闘』の最重要のテーマは、日本の米国からの独立である。本書では「菅直人政権の逆コース」と表現したが、菅直人政権は、政権交代の大義をすべて踏みにじる反動・対米隷属政権である。
 
 この反動政権を打倒して、第二平成維新を実現しなければならない。そのためには、主権者国民の多数が立ち上がることが不可欠である。
 
 日本の情報空間はマスゴミによって汚染されてしまっている。このなかで、ネット情報と単行本情報だけが、最重要の風穴を開けている。このネット情報と単行本情報を手掛かりに、市民が口コミで情報の輪を広げることにより、第二平成維新が実現することになる。
 
 チュニジア、エジプト、アルゼンチンで広がっている現象を日本で実現できないわけがない。
 
 1月24日の『日本の独立』ベストセラー化記念講演会の模様を「ぢゃがいも」様が紹介くださったので、以下に転載させていただく。
 
「ぢゃがいも」様
「日本のルネサンス~「日本の独立」ベストセラー記念講演会にて。植草編~」

「『ルネサンスとはすべてを疑うことである』
 
 日本のルネサンス、すなわち日本国民ひとりひとりが「すべてを疑い、自分の目で物を見て、自分の頭で物を考える」ようになったとき、主権在民の世の中になるであろう。
 
『政治は国民の水準以上のものにはならない。政治家を選ぶのは国民なのだ』
 

日本の独立
著者:植草一秀
販売元:飛鳥新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する



(賢くなるために買わなくてはいけない本)

 昨日(2011/1/23)、「日本の独立」ベストセラー記念講演第2弾に参加しました。最前列を陣取りました。
 
「植草一秀氏」「副島隆彦氏」とサプライズゲストで「竹原真一」前阿久根市長が参加。
 
 キャラの違う、それぞれ色濃い御三方だったので、3回に分けて書きたいと思います。
 
 植草さんは、いつもブログを拝見させていただいていますが、文章どおりの
「インテリジェンスが非常に高い」「芯は熱いが表情は優しい」かたでした。

 喋り方が上手で聞き取りやすかったです。「あ~」とか「えっと~」などの相槌が入るわけでなく、時間配分をみながら膨大な量の知識をカンペなしで(人の名前とかはいちいち覚えてられないので、そこは確認していましたが)、ぐんぐん喋られていました。
 
 確実に「国家の謀略」によって「痴漢冤罪」などという「男だったら一番されたくない最低最悪の辱め、屈辱」をうけたんだと思いました。その態度、頭のキレぐらい、正当性、そして現在のマスコミ、検察・警察権力の状況を考えると、そうとしか思えないのです。
 
 そしてその「国家犯罪」から這い上がりこうやって毎日毎日言論活動を先頭に立ってしてくださっている。ものすごく強靭な精神の持ち主です。ありがとうございます。
 
 こんな「辱め」をうけながら、しかし言葉は優しく、あくまで紳士的な態度。(これと対象的に、これまた副島さんも文章どおりの人。武士です。詳細は明日書きます)
 
 この「痴漢冤罪」の真実をきっちり暴き、このような謀略を仕掛けた鬼どもにしかえるべき罰を与えねばと心から思いました。(副島さんが先陣を切ってくださると思うので、その後ろに隠れながらついていきます)
 
 おいらにできること。真実を書き、口コミで「正しい情報」を広めること。
 
 10万人の「真実に気づいた人間」が10人に口コミをして、その10人が10人へ、さらに10人へと3回やると1億人に広まるそうです。
 

日本の独立
著者:植草一秀
販売元:飛鳥新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する



(真実を疑うために。買わなくてはいけない本)

船井総合研究所をはじめとする船井グループ創設者で影響力のある多くの著作を発表され続けておられる船井幸雄氏の書評を転載いたします。
 
※転載開始
「船井幸雄のいま一番知らせたいこと、言いたいこと」
2010.12.13
「日本の独立」
 
「先月下旬に植草一秀さんから『日本の独立』(飛鳥新社刊)という彼の書き下ろしの近著をいただきました。
 
 植草さんは既知の人です。その経歴と発言にかねてから注目していました。
 
「聖書の暗号」にも、彼のことが出て来ます。どうやら彼が逮捕された件は冤罪らしいな……と聖書の暗号を見て私は感じていました。
 
 ともかくアタマのよい、だれでも分るように、いろんな事象を解析し、対処策を提案する能力のある人のように思います。
 
 この本『日本の独立』の内容は、まったくよく分ります。特に小泉・竹中両氏の権力者としてやったことについて彼なりに詳しく解明しています。
 
 私は同書により、「そごう」が最終的につぶされた理由を知りました。
 
 私にとりましては、世界一の百貨店を目ざして驀進していた「そごう」が2000年7月に突然、西武百貨店に合併され、その後、実体としては世間から消えてしまい、水島廣雄さんが晩節を汚さねばならなかった本当の理由がなかなか分らなかったのです。
 
 もっとも深く力を入れて付きあってきた百貨店ですし、水島さんには長年いろんな意味でお世話になりました。
 
 残念で仕方のないことだったのですが、この本を読んで理由がはっきりしてきました。
 
 経営者にとっては、政治家と銀行家は、どんなに親しくとも信用してはいけないようです。が、政治とか金融とかの世界の実態とは、そんなものなのでしょう。
 
 本書のサブタイトルは“主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘”となっています。
 
とりあえず目次を紹介します。



まえがき
 
I 六・二クーデターの真実
第1章 信なくば立たず
第2章 対米隷属派による政権乗っ取り
第3章 日本の支配者は誰か
第4章 小泉竹中政治への回帰

II 小泉竹中政治の大罪
第5章 日本経済の破壊
第6章 官僚利権の温存
第7章 政治権力と大資本の癒着
第8章 対米隷属政治
第9章 権力の濫用と官邸独裁
第10章 平成の黒い霧(1)新生銀行上場認可
第11章 平成の黒い霧(2)りそな銀行の乗っ取り
第12章 平成の黒い霧(3)郵政米営化・郵政私物化
第13章 平成の黒い霧(4)「かんぽの宿」不正払い下げ未遂事件
第14章 平成の黒い霧(5)日本新興銀行設立の闇
 
III この国のかたち
第15章 大久保利通と官僚主権構造
第16章 米国による日本支配構造の系譜
第17章 対米隷属の父・吉田茂
第18章 CIAの対日工作
第19章 カネによる政治の支配
 
IV 菅直人政権の「逆コース」
第20章 政権交代に託された5つの課題
第21章 財政再建原理主義・市場原理主義の毒
第22章 「最小不幸社会」政策下の不幸放置
第23章 「抑止力」という名のプロパガンダ
第24章 官僚意識を変革する秘策
 
V 主権者国民と悪徳ペンタゴンの死闘
第25章 小沢一郎氏の『政治とカネ』問題研究
第26章 前近代の警察・検察・裁判所制度
第27章 菅直人と小沢一郎の全面戦争
第28章 政界再編と日本のルネサンス
 
あとがき(転載ここまで)
 
 この本は、本体1714円ですが、ふつうの人なら2-3時間で一読できます。
 
 日本人なら、絶対に読んでおいた方がよい本だと思います。政治家や官僚というのは、どんな人たちなのか、米国とはどんな国なのか、日本に対しての彼らの考え方は?
 
 その米国の代理人のような日本の政治家や官僚の思考と行動は……などが、植草流の見方ですが、本書でだれにもはっきり分ると思います。
 
 しかも彼の見方は、ほとんど正しいようだ……と私は思うのです。
 
 充分に調べていますし、論理に矛盾がありません。
 
 はっきり言いまして最近読んだ本の中で、本書くらいアタマをすっきり整理してくれたのは他にありませんでした。
 
 私は、いまの資本主義や、利権がらみの政治や行政には、そんなに興味を持っていません。エゴまみれ、お金まみれの人たちのキツネとタヌキの化かしあいのような世界のようで、こんな世界がそんなに永続しないのは、まちがいないでしょうし、時流が、そのように動いていると思うからです。
 
 それでも、植草さんが、この本で書いていることぐらいは知っておいた方が絶対によいと思います。
 
 できることなら、日本国民としてとりあえず本書の内容を、信じる信じないは別にして知っておいてほしいと思い、きょうここに、紹介することにしたのです。
 
 できれば1800円を投じて、本書をぜひ御一読ください。
 
 多分、考え方が正しい方にかなり変るだろう……と思います。よろしく御了承ください。」
 
(転載ここまで)



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