なかなか、調子が上がらないトラも昨日が一つの試金石だったのですが、その内容たるは、散々たるものでした。
ウイリアムスと藤川が1点ずつ取られて逆転負けをするなんて、ここ数年は考えられなかったことです。
アラフオートリオと同じように、いつまでもウイリアムスや藤川に頼るのは、危険です。
打者も先発投手、救援投手も若手の台頭を図るようにしなくては、トラの未来はないのではないでしょうか?
ヒーローインタビューを受ける桧山と関本
この意味において、今岡の先発起用には少々驚きました。
試合後の真弓監督の話では、代打では結果が出ていなかったので、というような意味のことを言っていましたが、そんな次元ではないのです。
本当にそのように考えているのなら、全員を先発に起用するようにしなくては、機会均等の精神から外れているのではないでしょうか?
育てながら勝ってゆくのは難しいことですが、いつまでも昔の名前に固執していては、育つものも育たないのではないでしょうか?
今日も、いつもと同じように5回までは、全く眠ったような攻撃では、見ているものも寝てしまいそうな展開でした。
5回に初安打が出て、6回にはやっと2塁までランナーを送ることが出来ました。
7回、逆転劇の幕開け 今岡の左中間2ベース、代打桧山の同点打
今日は、1度のチャンスをものにして、4点を入れ勝つことには勝ったのですが、やはり、初回からもっとガッツある攻撃が見たいものです。
西武の石井は、初回から気迫ある投球で、特に金本との勝負は、見応えがありました。
最後は、昨日失敗した藤川が投げましたが、今日も本調子にはほど遠いものでした。
今年は、勝ちを優先にするか、若手の養育に力を入れるのか、まだ決めるのは早い時期ですが、ゆくゆくは考えなくてはならない時が来るので、今から戦力の整備を考えていかなくてはならないと思う。