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"彼岸の入り”とアーモンドの花

2010年03月18日 13時53分18秒 | 独り言・社会・ニュース

今日3月18日は、”彼岸の入り”です。
彼岸の中日は、3月22日の春分の日で、暑さ寒さも彼岸までと言われているように、この時期から気温的にも春らしくなってきます。

一般的に、”彼岸”と言えば”春の彼岸”を指し、秋の彼岸は”秋彼岸”とか”後の彼岸”とか云うそうです。

彼岸は先祖の霊を敬い墓参りをする風習があり、地方によって若干の違いがありますが、ぼたもち、おはぎ、海苔まき、いなり寿司を仏壇にお供えをします。

煩悩に満ちたこちらの世界を現世(此方の岸)とし、死後の極楽浄土である涅槃の世界を、あちらの世界(彼方の岸)ととらえ、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考えるようになりました。

  
  アーモンドの花    
まだ満開ではありませんが、桜より可憐な感じがします。


今年の桜は、例年より早く開花するそうで、四国などでは、すでに開花のたよりが聞こえます。
その桜が咲く少し前、すなわち彼岸の入りあたりには、同じバラ科で桜の花に良く似たアーモンドの花が咲きます。

桜の花との違いは、アーモンドは花柄が短く、枝に沿うように咲き、桜の花より一回り大きな花弁です。

今日の朝、そのアーモンドの花を見に近くの公園に出かけました。
そこには、アーモンドの木が数本あるだけですが、桜や梅と見間違えるようにピンク色の花が、満開ではありませんが、そこだけパッと明るく咲いていました。

アーモンドは、バラ科サクラ属落葉高木で和名はヘントウ(篇桃)とかハタンキョウ(巴旦杏)とか言われているそうです。
原産地はアジア西南部ですが、最大の産地はアメリカのカリフオルニア州で、日本にはあまり多くありませんが、近くでは、東洋ナッツ食品㈱(神戸市東灘区)の前庭が有名です。

  今朝の桜 まだ蕾みがかたい。