昨日、デジタル化が産業界にとって世界に乗り遅れないために必要である旨を述べました。
では、なぜ、世界は、デジタル化に積極的なのでしょうか?
一般的に言われている地上デジタル放送のメリットとは・・・
1、高画質・高音質な映像・音声
ハイビジョンの臨場感ある画面やCD並みの高音質が楽しめる。
2、マルチ編成で多チャンネル放送が可能・
1つの放送局が同時間帯に異なる複数の番組が放送出来る。
今もNHKなどでは野球放送時間が過ぎれば、もう一つのチャンネルに移行してます。
3、データ放送が出来る
地域情報や天気予報といった情報を知りたい時にいつでも見ることが出来ます。
野球放送などでも、試合経過や選手のテーブル記録などが、タイムリーに見れます。
4、高度な双方向サービスが出来る
テレビに電話回線などをつないで、テレビ放送事業者と双方向に情報のやりとりが出来
る。
つまり、これでクイズ番組やアンケートに参加したり、ショッピングも出来ます。
5、電子番組ガイド(EPG)で録画予約が簡単に出来る。
いわゆる電子番組表をリモコンでテレビ画面に、放送番組や出演者などの内容や知りたい情報を表示させ、番組予約を行うことができます。
以上、テレビ放送をデジタル化に至った理由ですが、それをまとめると
① 家庭の情報化の進展
一番身近で、普及しているメディア媒体である
② 電波周波数の有効利用
従来のアナログ放送には、周波数に空きがなくなってきているので、デジタル化によっ
て、空いた帯域を他の通信に使用することが可能となる。
③ 記録媒体等のデジタル化
地上テレビ放送以外、様々なものがデジタル化している。
音楽、映画、書籍などがデジタル化されています。
ビデオテープからDVDへ、カセットテープからCDといった具合。
これにより、新しい取り組みを行えば、必ず得をする企業も出てきますが、視聴者も将来的には、特をすることになるのでしょうか?