リニア中央新幹線のルートが決まり、いよいよ計画が前進しました。
その計画によると、東京ー名古屋間が平成39年(2027年)、東京ー大阪間は平成57年(2045年)の開業の予定です。
大阪までが、これから35年先となれば、残念ながら、僕は乗ることは出来ないでしょう。
JR東海が予定している平成26年度の着工に向け、中間駅の位置や建設費負担をめぐる調整などまだまだ課題が多いようです。
ルートは決まったのですが、それまで取りざたされた内容は、
A 木曽谷ルート 建設費 9.57兆円 東京ー大阪間所要時間 73分
B 伊那谷ルート 9.68兆円 74分
C 南アルプスルート 9.03兆円 67分
結局、建設費が少なく、所要時間が短いCルートに決まりました。
これが開業すれば、飛行機の利用者は無くなるのではないでしょうか?
そこで、気になるのが運賃です。
JR東海では、東京ー大阪間 15,050円 東京ー名古屋間 11,480円を設定しています。
現在の運賃は 〃 14,050円 〃 10,780円(のぞみ)で、700円から1、000円増と想定しており、この料金は割安感があります。
もっと大阪まで、早く開業出来るようにと、知事や関西経済連合会なども、2027年に一気に大阪まで開業させるぐらいの覚悟で取りこんで欲しいとJR東海にハッパをかけています。
着工までの今後の焦点は、中間駅の建設問題となります。
着工までに間に合わせるためには、来年中にも駅の位置を決めなくてはなりません。
品川、名古屋、大阪以外の駅は「1県1駅」とし、多くの駅は地下駅になると思われます。
地下駅の建設で2200億円と想定される費用は原則、地元に負担を求める考えで、リニアが経由する三重、奈良などの県では、今後、駅の誘致活動が活発化すると思われます。
考えられるルートは・・・・
東京都心(品川駅地下)--相模湖周辺ーー甲府盆地ーー南長野付近(飯田)--東美濃(恵那か中津川あたり)--名古屋(名古屋駅地下)ーー三重付近ーー奈良ーー大阪市内(新大阪駅地下)
東京ー名古屋間は40分、東京ー大阪間は67分。
このためには、時速500Kmで走行することになります。
この技術は、どのようにして生まれたのでしょうか?
そして、その安全性は・・・・
後日、これらについて書いてみます。