昨日、近所の公園に桜を見に行ってきました。
まだ、七分咲きでしたが、季節は確実に動いています。
例年なら、暖かくなってくるこの季節は、行動も考えも前向きになってくるのですが、どうも今年は、なにか心に重しがかかっているようです。
言わずと知れた地震の影響なのですが、地震だけではなく、被害と不安感を大きくしたのは津波と原発なのです。
あの津波の光景をTVで見ると、如何に自然の大きさ、偉大さには、到底人間の浅はかな考えはかないません。
その自然が、人間が作った原子発電所を見事に一蹴してしまいました。
今回の災害には、自然の被害だけではなく、そこに人災的な被害が重なり、それがなかなかメドがたたなく、長期に亘ると予想されるからです。
それも、以前から原子安全・保安院とか原子力安全委員会が、繰り返し、日本の原発は安全であると述べてきたのですが・・・・
その言い訳として、想定外 だったと言っています。
自然は、想定できるものではないのですが・・・・
危機管理が全く感じられません。
特に、政府や東電などの対応は、その場しのぎでバタバタしているように見えるのが余計に不安感を煽っているようです。
先端技術なのに、マニュアルもなく、アナログなことに奔走している様は、対外的にも恥ずかしい限りです。
例年なら今頃は、プロ野球も開幕して10試合以上消化して、球趣盛んな頃なのですが、開幕を遅らせたのは仕方がないことなのですが、遅らせて、一度慈善試合をしただけで、後は無観客の練習試合ばかり。
被災には、野球が元気ずけるなら、もっと他に方法はなかったのでしょうか?
開幕まで5日なのですが、どうも気分的にテンションが上がらないのは、僕だけなのでしょうか?
被災地をはじめ、日本中が、早く安心出来るようにし、復興だけでも集中出来るようになって欲しいものです。