今回、ツアーで信楽方面から彦根、琵琶湖の海津大崎の桜を訪ねました。
大阪あたりは、満開ですが、北部はまだやっと咲き始めたようです。
申し込んだのが2月では、桜の開花を予想するのは難しいようです。
特に今年は、3月になっても寒い日が続き、特に近畿の北部は、開花が遅れているようです。
今日は、その中でも、一番期待していた海津大崎の桜を紹介します。
動画の前半は、小雨のため船内から撮影、後半は、船外に出て撮影しました。
この海津大橋のサクラは、日本のさくら名所100選に選ばれており、樹齢70年を超える約600本のソメイヨシノが琵琶湖畔を4Kmに亘り、桜のトンネルを作っています。
例年の見ごろは10日ごろということだったのですが、昨日(4月11日)は、2,3分咲きというところでしょうか・・・・
湖畔の桜を琵琶湖船上から見るため、そのお花見クルーズは、彦根港から出発します。
今までは、薄日がさしていたのですが、彦根に入る頃から黒い雲が立ちこみ、風も強くなってきました。
遊覧船に乗る前は、それでも、そんなに湖上が荒れているとは思わなかったのですが・・・・
彦根港を出るなり、思い切り大きな波のパンチをくらい、船内は悲鳴が轟わたり、竹生島あたりまでの40分間は、木の葉のように船が揺れ、この先どうなるのか、心配でしたが、海津大崎が遠目で眺められる頃には、悪魔が払われたように、湖面が鎮まりました。
あれほどの白い三角波が目をむいていたのが嘘のようでした。
湖面が静かになり、さくらの鑑賞には打ってつけになり、当初はさくらはまだまだ咲き始めで見られたものではないと思っていたのですが、まずまず、予想以上に開花して桜を堪能できました。
それも、あの嵐のあとだけに、一挙に開花したのではと、勘違いするほどでした。
満開になれば、もっと桜のボリュームが増し、こぼれるように咲き乱れ、湖面にこぼれそうなさくらを想像させるのに十分でした。