開幕戦の能見と前田健の対決となりましたが、その開幕戦と真逆の結果となりました。
能見は、先日の巨人戦の印象から想像が出来ない程コントロールが乱れ、再三ランナーを出し、6回1/3投げましたが、三者凡退に抑えたのは6回の1イニングだけでした。
6回を三者凡退に押えたあと、7回以降が期待されたのですが、その7回、1アウトから前田の代打小窪にセンターへ2ベースを打たれたのを皮切りに、梵に同点打、東田を四球に出し、廣瀬に1号3ランを打たれ、この回4点を奪われ、これで勝負あったようです。
最近、当たりが止まっているトラには、7回で3点差は、かなり厳しい。
それでも、この試合は12安打で4得点しており、その中でも、ホームランがなかった新井が5回に1号2ランを打っており、野球はゲタを履くまで分からないということを信じて、後の攻撃を期待したのですが・・・・・
5回 新井1号2ラン
それでも、打率0.103の低打率の金本が、初回のヒットに続いて8回にもラッキーなヒットを放ち、続く同じく打撃低迷の城島が繋ぎ、期待が膨らみました。
3安打していた俊介がショートゴロの間に1点をいれたものの、マートンが三振して万事休す。
能見は6回1/3を97球、8被安打、1被本塁打、4奪三振したものの、4死四球がすべてをあらわし、コントロールが定まらず、肝心なところで痛打を浴びると言う、最悪の結果となりました。
まだ打線として繋がりが悪く、3割を打っているのは4番の新井と8番の俊介だけ。
あとの打者は、2割そこそこ。
開幕以来3点以上取ったイニングがない。
まして、ビッグイニングがありません。
今後、打線がつながり、ビッグイニングが出てくるようにならなくては、本来のトラ打線とは言えません。
でも、あれほど打てなかった打線が、12安打し、新井にホームランも出たので、明日からの試合を楽しみにしてゆきたいと思います。(明日は雨でしょうか?)